苦しみとの向き合い方 - 言志四録の人間学

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苦しみとの向き合い方 - 言志四録の人間学

  • 著者名:神渡良平
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • PHP研究所(2015/08発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569826257

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内容説明

「天はなぜ自分をこの世に生みだし、何の用をさせようとするのか。自分はすでに天の物であるからには、必ず天から命ぜられた役目があるはずだ。その天の役目をつつしんで果たさなければ、必ず天罰を受けるだろう」……幕末の武士たちに競うように読まれた佐藤一斎の名著『言志四録』の一説である。現代人は、ここに表わされたような「人生の意味」について考えることを忘れ、日々をカネと栄達のために生きるのが当たり前になってしまった。だが、追い求めるカネや栄誉にありつける人は少ない。だからおのずと、「人生が苦しく」なる。加えて、病気になったり挫折したりすれば、立ち直れなくなってしまう。受験勉強に明け暮れ、よい本も読まず、プラグマティックな人生には、「人間学」がない。現代ほど、「人間学」を学び直さねばならない時代はないだろう。本書では、さまざまな人物の「苦しみとの対峙の仕方」を通じて、人生の不可欠事を説く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうきなかもと

5
キンドル・アンリミテッド本。 現実にあった出来事に対して、佐藤一斎「言志四録」の言葉を当てて解説。生きた古典の読み解きのような本。本当に苦しい中、生き抜いた人々の記録でもあるので、今、苦しい人たちはとりあえず読んで見ると突破口が開けるかも2024/06/12

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