内容説明
昭和2年に『少年倶楽部』に連載され、大反響を呼んだ少年小説の金字塔。いじめや暴力、友情等、普遍的テーマに切り込む爽やかな傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨーイチ
35
表題作のみ青空文庫にて。本書の楽しみ方。佐藤愛子の「血脈」を前半だけでも読む。コミックの「巨人の星」を読む。そして本書。多分紅緑センセイは熱血はもちろんだが、禍々しさを含む「過血」とか「多血」って人だった気がする。確認した訳ではないが梶原一騎少年とかちばてつや少年とかが読んでいた気がする。印象に残るのは中程の野球試合。紅緑の野球好きは十分伺えた。サトーハチローも好きだったらしい。まぁ甲子園的精神論がコッテリ添えられているのではあるが。そう言えば古めかしい精神論野球の出所は一高だったって話があった。続く 2017/09/20
さきん
26
浦和にお高く止まった感を感じるのは旧制浦和高校の存在が大きいのかもしれない。小説の中でいかにも優等生として描かれる光一君よりも、毒ある親の下であがき、暴れて苦しむ生蕃に大きな魅力を感じた。2020/05/31
浦和みかん
6
我が地元・浦和が舞台の小説として(地元では)有名な小説である。しかし、1928年発刊ということで昔の文体は読みにくいかと今まで敬遠していたが、杞憂であった。思っていた以上に平易で今の言葉とも近い。 内容は青春小説である。活動写真をたしなんだり外食をしたりする学生は不良と言われた時代であるので、文化的には今と相容れない箇所もある。しかし、人の教えには不変なものがある。それが良く書かれている小説だと思う。高校生の頃の自分に読ませたい小説である。2015/08/23
(๑˙³˙)و ヨシ!アキラ!
4
少年倶楽部を牽引した佐藤紅緑の傑作… こういうの大好きです…
さんだい
3
昭和初期の作であるのに、王道中の王道だと思わされるのがすごい。黙々先生に教わってみたいものだ。2017/10/20
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