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内容説明
人間魚雷「回天(かいてん)」。それは、発射と同時に“死”を約束する、「最後の特攻兵器」である――。悲劇的なる太平洋戦争末期、それでもあざやかに燃える“戦時の青春”を描く、感動ストーリー!! 甲子園優勝投手でありながら、大学野球をあきらめた悲運の青年・並木浩二(なみき・こうじ)。恋人との“果てなき想い”を信じつつ、それでも「回天」搭乗を志願した理由とは……!? ほか、酒蔵を舞台に戦時下の純愛を描いた「愛していると告(い)ってくれ」も同時収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
8
回天を知ったのはこのマンガでした。歴史ものや戦争についてのマンガがとても感情移入しやすい作家さんだと思います。あの頃はイマドキなイケメンは居ないと思いますが(笑)2019/10/08
はるとらみ
0
原作も映画も見てませんが松尾さんの作品が好きなので読みました。ただただ切なく悲しいです。作品中万葉集の歌が出てきますが後半、美奈子が亡くなった浩二を想って口にした「降る雪はあはにな降りそ吉隠の猪養の岡の寒からまくに (雪よ、そんなに強く降らないで。あの人の眠る里が(あの人が)寒いから)というところでは涙が止まらなかった。最後まで生きることを諦めなかった浩二を美奈子のもとに帰してあげたかったなと原作者には悪いが思ってしまった。戦争は人間が最も犯してはならない罪だ。2015/10/14
にな
0
小説・映画からコミカライズされた作品。デジタルではなくアナログで描いた絵がいい。小説を読む機会がない人にオススメ。
さっち
0
松尾しよりさんは大好きな漫画家です。戦争物はこの人が1番だと思っています。