内容説明
普通の警備会社が恐れをなした怪異現象がらみの事件ばかりを扱う国枝特殊警備保障。生臭坊主・洞蛙坊、美貌の霊媒師・比嘉、反オカルト科学者・山県の三人が個々の特殊能力を発揮して、都市の魑魅魍魎に挑んでいく――。やがて彼らは、自分たちを結びつけた四年前の幽霊屋敷事件の真相に……! 異才、鬼才、天才の集結が生み出す三通りのマルチエンディング付きセッション・ノベル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジジ
2
なかなか面白い試み。エログロナンセンスで笑いを誘う洞蛙坊、ふわふわ電波系で酩酊を誘う比嘉、科学者的アプローチを貫くがゆえになんとなく危うい山県先生。3人の作家がつむぐ3様のゴーストハンター。グロくてかなわんのだけど洞蛙坊はいちいち笑ってしまって困った。最終話、チャートではCと出たわたしはやっぱり山県先生のラストが好みでした。2012/06/20
なあちゃん
1
ゴーストハンター物というのは、こういうものなのですねえ。2013/06/12
pgin
1
結末はC 選択。オカルト度は低めだが、他の2キャラのイメージが崩れず良いエンディングだったと思う。 あのチャートがすごいのかな。 牧野先生はあいかわらずひろがりまくりんぐですね!2013/03/03
角
0
L2012/05/16
イボ毛 イヴォンヌ
0
クセのある三人の主人公がそれぞれの分野で怪奇現象に挑む!というオーソドックスなストーリーですが、三人の作家さんたちが順番に同じ背景で物語を書いていくという、こういう作りの本は初めてだな。作家さんによって担当する主人公が違うけど、主要人物は同じなので誰が誰だかわからん!ということはなかったな。牧野氏の文章を初めて読みましたが、ソフトで優しい書き方をされていますね♪田中氏はいつもの通り!エロオッサン丸出しでした(*`▽´) でも、これといって惹きつけられるものはなかった。読んでいて早々に飽きがきちゃった。2012/12/02