内容説明
ハナ肇となべおさみ、師弟が見つめた「うらやましい死に方」1993年9月10日、「ハナ肇とクレージーキャッツ」のリーダー・ハナ肇は肝臓癌により逝去した。享年63。壮絶な闘病生活を支えたのは、かつて付人を務めた著者・なべおさみだった。クレージーキャッツの面々、ザ・ピーナッツ、布施明らハナ肇を囲む人々が病室で繰り広げる、可笑しくて哀しいやりとりの数々。そして即興で演じられる「シャボン玉ホリデー」のコント……。師匠の「うらやましい死に方」に寄り添った日々を、克明に綴った一冊。単行本に加筆・修正、花田紀凱の文庫版解説付き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
18
著者の謹慎期間とも重なり、29日間、師とどっぷり過ごし、最期を見届けることができた。「献身」という言葉を思い浮かべる。その先の「幸福」という言葉も。2019/08/15
kenitirokikuti
10
図書館にて。千葉県の柏市立中央図書館の闘病記コーナー、肝臓ガンの項から選んだもの。ハナ肇は1993年に63才で肝臓ガンで亡くなったが、そのとき病室で付き添いしたひとりが、なべおさみである。肝臓機能が失われることによる死がどういうものか、少し読んで理解した。尿毒で脳がやられるのな。アル中のあれかぁ。苦しいので通読しきれなかった。私は過去に付き添いのストレスで自律神経がダメージを受けたので、こういうしんどい付き添い記には耐えられなかったのだ2023/12/20
dokusho-1980
3
実父を看取った遠い日の病室の光景を思い出した。 看護する方もされる方も真剣な戦いである事は実感として間違いない。この本には、身近な人の最後の時を病室で一緒に迎える日の真実が書かれていました。2015/04/02
Charlie Ono
3
ハナ肇さんの死後10年を経て、最期を看取ったなべおさみ氏が記した壮絶な手記。いろんな人間模様をはらみながら、皆のハナさんへの愛情描写が素晴らしい。2015/02/15
ヨイドレテンシ
1
なべおさみの意外な文才で有名な本書、長らく積んであったのを読了。引退後のザ・ピーナッツの2人の素顔が書かれたほぼ唯一の資料だと思う。2016/08/05
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