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内容説明
「ビート書物&レイジング資材&グレート作業&ブラッディ手段。紙のメディアで体験できないはずのウルトラ&ミラクル読感」(榎本俊二)「作る洪水!工業度200% これこそ本当のクラフト・ワークだ! 読まずに『聴こう』このマンガ」(上條淳士)「17歳、同じ美術予備校に奴はいた。奴はその頃から非凡だった。開花のしるしがここにある」(古屋兎丸)と評される21世紀の異能者、横山裕一。彼の作品はマンガの概念を覆す破壊と構築の位相であって、その集大成たる単行本「ニュー土木」が、いよいよ刊行となりました。マッドな内容で大評判です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
allite510@Lamb & Wool
8
音楽に、物語や感情がかならずしも必要でないのと同じように、時々何を描いているのか分からないコマがあっても快楽が途切れない。自閉症スペクトラム児の見ている世界をシミュレートした動画がYouTubeにあったが、そういった眼差しすらも自由に取り込む特異な才能。世界を把握する視線が根本的な部分で異なることから来るかっこよさ。マンガというよりはピタゴラ装置(ループ・ゴールドバーグ・マシン)に近いかもしれない。意味も感情も物語もない。ただコマが繋がっていく快楽だけがある。気落ちいい。気がついたら顔がニヤついている。2019/09/10
kanon
6
自分は榎本俊二の方を先に読んでたので真っ先に榎本俊二の作品を思い出したんだけど、帯を書いていて笑った。やはり似たようなセンスを持つのだろうな…しかしこの作品が”芸術”とまで言われるのは、何となく分かる気がする。単純な絵が多いのだけれど、凄い凝っているように見える絵なのである。構図とかも計算されている感じ。土木の、何もないところに人工芝が敷かれてゆく爽快感とか堪らない。セリフがほとんど皆無に等しいので海外でもウケそうだなと思ったら、まさかの海外の方が先に刊行されていたという笑 これは他の作品も読んでみたい。2017/01/31
生島国宜
1
横山作品に登場するわけのわからん格好の人たちが、いかにして出来上がるかの秘密を明らかにした「ドレスアップ」がすごくいい。自分にもできそう。2011/09/16
D
1
これはわからん。わからなくていいのかもしれないが。2011/02/08
zombie_chan
1
黙々と作って壊す漫画.わずかながら台詞もあるが,説明に撤している.かっこいいアングルがいくつかあった.2010/09/27