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内容説明
中国から北海道大学へ留学していた宋文洲氏は、天安門事件の影響で大学院卒業後、帰国を断念し、日本の企業へ就職しました。しかし、その会社が不渡りを出して倒産し、それをきっかけにソフトブレーン(株)を起業して経営者になりました。思いもよらぬ形で立ち上げた会社ではありましたが、順調に売上げを伸ばし、驚異的なスピードで成長させ、一部上場企業にまで押し上げました。宋文洲氏は、企業から上場までの孤軍奮闘の社長業の中で、「日本の会社は、実は変なところがたくさんある」ことに気づいたと言います。いったい、日本企業のあり方に、何を見たのでしょうか? この経済不況を乗り越えるために、経営者や管理職といった企業のリーダーが考えるべきこと、実践すべきこと――宋文洲氏が鳴らす警鐘に耳を傾けてみませんか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はせこー
2
本書を読んだ中で『いい経営者というのは、社員に知らせずに、一人でふらっと行って、パッと見てパッと帰るんです。そうやって、やっと本当の現場が見られるんです。』という内容に一番興味を持った。 会社の現状を知るためには、現場の状態を知る必要があり、そしてリアルでなければ意味がないと考える。 他にも読んでいて面白いなと思う内容が多かった。2012/04/28
ふぇるけん
2
基本的に著者の意見には賛同できるところが多かった。管理職は人を管理するのではなく、ビジネスを管理するって至極当然なんだけど、そうはならないのが日本のカイシャ。耳が痛かったのは、自分の仕事のノウハウを標準化して人にまかせるというところ。できてないなぁ~2011/06/20
coco_umibe
1
読了。本書で述べられていることは至極当然のことと感じられた。でも日本の企業では一般的でなかったんだよね。2010/07/30
かんちゃん
1
リーダーになる人~とあるが、課長・部長向けではなく宋さん自身がそうであった中小企業の社長に向けた本だと思う。2010/02/19
しろっぽいナニカ
0
半分納得半分? 宋さんの言い分に関しては理解は出来るもののそれが全て通るわけでもなく皆役割があり、日本だからこそ通じる経営もありその理屈一辺倒で通るわけでもなし。臨機応変に対処すべきでしょという話。