楽園 さ迷える心臓 二宮ひかる作品集２

著者名：二宮ひかる【著】

白泉社（2015/07発売）

• ISBN：9784592710745

内容説明

「セックスへと繋がる恋愛」を描く作家の代表格である著者が「楽園」本誌＆web増刊にて発表した作品１５本に描きおろしを加えた待望の作品集第２弾。カバー他、カラーイラトも描きおろし多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[コリエル]

たまに読みたくなる作家。この突き放したり逆にくっついてきたり気まぐれな雰囲気なんか懐かしい感じだ。

2020/03/04

[123456789wanko]

これはあれや、男が読んだらあかんやつや。

2014/12/10

[MamaxKoko]

やっぱりこの作者は姉弟ものが一番イイ。

2014/11/30

[さつき]

これはよかった！私は、この方の短編が好きなのかもしれない。この本の中のどのお話も、これまで気に入ったお話も、1冊続いたら好みではないような気がする。そういう相性（？）もあるのか〜と、新しい読書の扉を開けた気分。今年は本棚を増設したので（アイリス○ーヤマのカラーボックスだけど）この子も手元に残そう。

2019/02/05

[マミル/漫画]

感想のため再読。二宮氏の所期の単行本と同じ匂いがする個人的には名作だけど人を選ぶ短編集。贅沢で即物的で恋がしたくなるあの雰囲気はあのときのままなんだけど、何にしろ一本のお話が短い。短編と言うよりショートショートの連作なので、好き嫌いが別れそう。私的には姉と弟の恋愛を描いた回転とスイカが好き。マツモトトモ氏のインヘルノを圧縮して短編にしたらこんな感じなんじゃないかな。苦悩する弟と誘う姉の図式が精神的なSMで非常にエロティック。出来れば二宮氏の手で長編として読んでみたかったけど、今となっては無理かな。

2015/08/14