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内容説明
脳腫瘍の手術の日、ぼくは生まれ変わった。「野球ができることは幸せです。でも、普通に生きているだけでも、とても大切なことに思えてきたんです」春の甲子園で、山崎福也選手は投打に大活躍し、日大三高を準優勝に導きました。脳腫瘍を克服した福也君のがんばりは、病気をかかえている人を勇気づけただけではありません。ふだん命のことなんて考えたこともないという人にも、命の大切さを教えてくれたのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TITO
8
日ハムへ移籍が話題の福也投手の高校生までの話。大変な病気を克服し、甲子園出場したこの物語もスゴい。でも、この後プロ野球選手になって自ら勝ち取った権利で憧れのチームへ進んだ福也投手って、語彙が追いつかない程素晴らしい。2023/11/28
ゆったん
7
大好きな山﨑福也投手が、こんな大変な試練を乗り越えてきただなんて全く知らずにいました。 この本を読んでから、彼の投げる試合は今まで以上に応援してしまいます。 優しそうな人だと思っていたけど、子供の頃からそうだったんですね。 これからも応援しています!2022/04/18
壱
6
2022年6月3日、代打、山﨑福也。 にっこにこしながら打って走ったあの姿、打撃練習からすでにうきうきしてた様子が忘れられない。彼のあの笑顔の原点はここにあったのか… すごい困難を乗り越えてきたとは聞いていたけれど、ここまでとは。出会いの妙といってしまえばそれまでだけど、彼自身の力やまわりの支え・信じて動く力の強さを感じた。そして今やツイッター上では福也投手にでれでれの彼の兄、福之さんが昔は犬猿の仲(?思春期もあったのかも…?)だったとは。 オリックスファン、いや、野球を愛するすべての人へ必読の1冊!2022/10/18
I.T
5
登録忘れ
funkypunkyempty
4
★★★★★ 山崎選手のFA話で盛り上がっている時に脳腫瘍克服、北海道で手術などのワードを目にし、ん?何か聞いたことある話だなと思っていたら10数年前にこれを読んでいた。再読。あらためて読むと、やっぱり何億積まれても日ハムだよなぁと思うし、この壮絶な経験をした選手が多くの人に愛されていることも納得だ。来年から、生まれて初めて日ハムを応援することになりそうだ。著者が『笑い神』の中村計さんだったことにも驚いた。そりゃ、素晴らしい本のはずだ。お薦めです!2023/11/27