内容説明
ヨーロッパを舞台に活躍する武器商人の戸崎真人は、ある日突然、盟友ラファエル・ポランスキーの娘であるジャンヌに命を狙われる。ブリュッセル近郊の自宅で、父が車内で喉を掻き切られ、惨殺されたのだ。それを戸崎の仕業と勘違いしたジャンヌは、真犯人を探し出すべく、戸崎と行動を共にすることにしたが――。伝説の元傭兵・檜垣耀二(『フォックス・ストーン』の主人公)も登場する、本格国際冒険謀略小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
禅
22
主人公は日本人武器商人。マングースと呼ばれるフランス工作員との死闘物語。卑怯者は敗れる安定のラスト。2025/04/23
Yuri
16
作家さん読み。『マングース』は主人公、武器商人の戸崎の相棒を殺した仇敵。各章ごとに登場する人物が魅力的です。面白かったー。2022/11/11
hiyu
7
もちろん本書に出てくる世界とは無縁の立場であるが、ダイナミックに展開するのは妙にドキドキした。マングースの描き方はもう少し悪っぽくしても良いのではないかとも感じたが、それよりも展開の速さが心地よかった。少し前の映画をみているような、そんな印象。2019/07/29
たこやき
3
不満は色々とあるけれども、一番は、敵役であるマングースがあまりに小悪党過ぎるところ。主人公・戸崎はともかく、檜垣、ピカールなんていう、超人的な面々を相手にするには、あまりにも小粒。逆に、そんな小物を相手にするから却って苛立つ、という変な人間味の感じ方はできたが。2009/07/03
たか。
2
この手の作品にしては主人公があまり強くない。すぐ捕まっちゃうし。他の方も書いていたけどちょっと迂闊過ぎかなって感じがしました。2014/10/03
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