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内容説明
顧客の振る舞いはビッグデータでは読めない。データ解析の限界を超えるべく、人の行動を人文科学的手法で解析する「センスメイキング」を、アディダス、インテル、レゴ、サムスン、ボーダフォン等の最高経営陣をクライアントとするコンサルタントが丁寧に解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cape
16
文系不要論を根に持っている私としては、快心の一冊。デフォルト思考にならず、センスメイキングを使ってパースペクティブに。日本にイノベーションが少ないのは、過度な合理主義にあるだろう。それが実証的でない発想を拒絶する。スティーブ・ジョブズが目指した「文系と理系の交差点に立てる人」。まさに日本に欠ける発想。レゴやインテルの事例も興味深い。日本に「霧の晴れる瞬間」は訪れるのか。ビッグデータやAIでは解決できない、「人を正しく理解すること」がその鍵になる。2017/11/15
nizimasu
4
商品開発からマーケティングに至るまで、データ主義というのは確かに高まっているんだけれど、そこからは従来の発想以上のものや潜在的なニーズにまではどこまでも応えられないというのがまずベースにある。そこからデータをにらみつつの人間の創造性や発想法の話になっていく。読み進めていくうちにどこか既視感のある議論だったのが楠木健さんの「経営とセンス」の話だということに気づく。結局、担当者のあっと驚く気づきや発想とうのはその人のセンスそのものであるという部分に行き着いて膝を叩いた次第。最終的にはリーダー論になるのも同様か2015/08/30
Sanchai
1
企業がエスノグラフィ―調査を行って成果を出している事例を最近別の本で読んでしまったので、積読状態にあったこの本も、サブタイトルを見た瞬間、中身がおおよそ想像がついてしまった。欧米の書籍にありがちな、非常に冗長な書きぶりで、かなりの部分をとばし読みしてしまった。2017/04/07
yahiro
1
昨今流行りのデータ主義に基づく経営戦略ではなく、人文科学に基づいた深い洞察こそが必要だ、ということを主張する本。確かに、インテルやレゴなどの実例を挙げながら必要性については理解できたが、だからといってデータ解析を軽んじていいというわけでもないと思う。結局、洞察が大切というのは示されはするものの、何が言いたいのかよくわからない本ではあった。2015/12/19
huyukiitoichi
1
今更そんなこといってんの? ってぐらい遅れた議論のように思えるなあ。2015/08/15
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