ビッグコミックス パンドラの復活

著者名：青山広美【著】/つかさつよし【著】

小学館（2015/07発売）

• ISBN：9784091848970

内容説明

2011年3月11日の震災から1年、前代未聞の“放射能テロ事件”が発生した！
“パンドラ”と名乗る犯人は、東京都M貯水池に、
放射能汚染コンクリ片を設置し、原発事故の犯罪人として、
政治家や帝国電力幹部、そして原子力ムラの御用学者ら13人に死刑を要求！！　パンドラとは、いったい何者なのか？
所轄の山村、公安の妖刀・黒塚、
そして捜査心理学の専門家、京都府警の京極…　
3人の捜査官が、パンドラを追う！！
犯人の正体は…！？　真の目的は…！？
そこには衝撃の結末が待っている！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[JACK]

○ 震災から1年後の日本。3月11日の追悼式当日、ネット上で貯水池に放射性物質をばら撒いたというつぶやきが流れた。たちの悪いイタズラと思われたが、現地で捜査をしていた警察は放射能を含むコンクリート片を発見する。警察の記者会見のタイミングで犯人から届いたメッセージには、F県第一原発由来の放射性物質をバラ撒かれたくなければ、原発事故の原因を作った13人を重要犯罪人として死刑にせよ、とあった…。問題が起きても誰も責任を取らず、うやむやにされている現実社会にも一石を投じる作品。

2013/03/04

[ひろっぴ]

非常にメッセージ性の強い作品ですね。気持ちはわかります。連載時は反響大きかったんじゃないかな。

2013/04/13