微分積分学の誕生 デカルト『幾何学』からオイラー『無限解析序説』まで

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微分積分学の誕生 デカルト『幾何学』からオイラー『無限解析序説』まで

  • 著者名:高瀬正仁【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • SBクリエイティブ(2015/07発売)
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  • ISBN:9784797376913

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内容説明

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ギリシャ時代からの難問である作図問題を、「曲線を方程式で表す」という着想に基づいて明快に解き明かしたデカルト。
しかし、なぜ彼は、「曲線の法線を引く」ことに強くこだわったのか。

曲線の接線法と極大極小問題を同じやり方で巧みに解いたフェルマ。
しかし、なぜ彼は、全く異なる問題が同じ方法で解けると見抜いたのか。

「万能の接線法」を発明し、どんな曲線にも接線を引けると言いきったライプニッツ。
彼の言う、「無限小の長さを無限につなげた曲線」とはどういうものであったのか。

微分積分学が生まれ育つまでの数学者たちの思索の森へ読者を誘い、新しい数学が創られていく過程を鮮やかに描き出す、著者入魂の一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kenitirokikuti

1
ライプニッツの章でクザーヌスについて触れられている。『学識ある無知』第一部第十一章の章題「敬虔この上ないアンセルムスは、最大の真理を無限の「直」になぞらえている…他の優れた人たちも、祝福された聖三位一体を三つの等しい直角を持つ三角形に比している」。神を無限の円としたのはゾイゼ。クザーヌスはサイクロイドに着目したそうな。かれがライプニッツに。2015/11/23

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