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内容説明
――クリスマスの良い子たちに、絵本を一冊あげましょう。赤ずきんの女の子は、おばあさんの家へ届け物をする途中、森である男性に声をかけられる。彼は、獣が出るから届け物を諦めるよう少女に告げるが…?表題作「金色狼と赤ずきん」の他、完全新作の読切や「ハイガクラ」のモチーフとなった初期作品にデビュー作まで網羅した、高山しのぶ初の短編集が登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
那義乱丸
13
デビュー作と、『ハイガクラ』の原型のようなお話も収録された高山さんの短編集。一読ではわかりにくいものもあったりするが、じっくり読み込むとじわじわと来るお話ばかりでやっぱ高山さんって凄い!妖精、妖、天狗、幻獣……高山さんのツボは私のツボにバッチリ嵌る♪どのお話もお気に入りだが、あえて1番を選ぶとホリー・グリーンのお話かな。表題作含む2編と描き下ろし2編。どれも胸に沁みるお話で、特に最後の1編がズシリと胸に来る。グリーンが担当日以外にも働いていることが彼の若々しい姿に繋がり、その意味がとても重くて……。2015/08/10
TANGO
13
アルカナで読んだことのある話がちらほら。サンタのお話は、クリスマスの時期に読み返したくなるんだろうな。高山さんの独特の世界観が楽しめる短編集。2015/08/10
きょん
10
イケメンサンタさんの話はもうちょっと読みたいなあ。ハイカグラのプロトタイプのお話も面白かった。2015/08/06
白黒杏仁
7
「かごめの鳥は今どこへ」と「赤ずきん」が、お気に入り。「かごめ」は後に残る切なさが。「赤ずきん」は時を越えての幸せの瞬間が押しポイント。「えんらえんら」はファンタジー全開の、よくあるオチだけど面白かった。2016/06/23
芙蓉
6
「あまつき」「ハイガクラ」の著者による短編集。「ホリーグリーン」と「 三賊古史」がお気に入り2016/04/24