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内容説明
マーク・ザッカーバーグ(Facebook CEO)主催のブッククラブ第1回の課題書に選定されるや、全米で20万部超のベストセラーとなった話題作!
フィナンシャルタイムズ「2014年ベストブック」
アリアナ・ハフィントン(ハフィントン・ポスト創設者)絶賛
権力の衰退が世界を変えた!
今日の権力は行使も維持も困難である。権力そのものが、かつてない方法で攻撃されはじめているからだ。権力の劣化・衰退が、富裕層だけでなく中間層と生活困窮者に与える影響を分析。経済、政治、社会、ビジネスなど、あらゆる分野における権力衰退の要因と影響を明らかにする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おさむ
28
日本語の「権力」よりも、広義の英語のPOWERで考えた方がわかりやすい本。政治、ビジネス、宗教、軍事、メディアなどありとあらゆる分野で、従来のPOWERが弱体化していると指摘する。それはメリットがある一方、政治の停滞や破滅的な競争、過剰なチェックアンドバランスを生む。著者は無秩序や熟練の解体と知識の喪失、社会運動の陳腐化、集中力の持続時間の短縮、疎外感と言ったデメリットの方が大きいと警告する。興味深い視点だが、この主張が権力者に悪用される可能性もあることへの留意が必要だろう。2018/07/26
masabi
14
ザッカーバーグ主宰の読書会の課題図書に選ばれたことからベストセラーになったという経緯がある。権力は人々の思う以上に行使を制限され権力の座に長く居ることはできない、つまり権力は衰退しているというのが本書の主張だ。政治、ビジネス、メディアあらゆる分野で権力主体となっていた大規模な組織が権力の座から引きずり降ろされて、新たな挑戦者にその座を明け渡そうとしている。権力の衰退には、豊かさ革命、移動革命、意識革命が大きく影響している。今後の世界の見方を変える一冊だ。2015/10/23
バナナフィッシュ。
9
権力。この本読んで頭に思い浮かぶのは、やっぱりアメリカの大統領選挙。トランプ氏の極端な政策。権力が一つに集約することは今後一切起こらない中で、周りとどう折り合いをつけていくか。一度覇権をとった国の民をどう説得させていくのか。辛くとも一歩一歩確実に現実を受け入れ信頼を勝ち得ること。やるべきことはそういう地道なこと。悪を見つけ、非難することでは少なくともないだろう。そういった一見わかりやすい目標に喰いついてしまわないことを。後で腹を下すこと必然。2016/07/31
スプリント
8
社会のあらゆる領域で権力が衰退しているという。その実例とあげながら衰退した権力の先に何が待ち受けているのかを論じています。ネットの普及で善意の「責任のない」第三者が力を持ち始め、旧来の権力者が権力を削ぎ落とされていく先にどのような社会が待っているのか大変興味深い内容でした。2016/06/12
前田まさき|採用プロデューサー
5
この本、『マーク・ザッカーバーグ主宰ブッククラブ第1回選出の話題作!』と謳われているわりに、日本であまり読まれていない印象…。「3つのM」によって、体制による権力が効かなくなってきたよね、マイクロパワーが台頭してきたよねというお話。「3つのM」とは…①More(物質的豊かさの向上):貧困は減少傾向を迎え、中間層が台頭した ②Mobility(移動):人びとの移動が容易になり、特定領域における権力の実効性が低下した ③Mentality(意識):①②の台頭に伴い、人びとの知的水準や価値観も変化した2019/10/19
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