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内容説明
主人公・アツシは16歳。
小さいころからずっと「いい子」できて中学受験も見事に合格したが、やる気が失せ、学校も休みがちになる。
「どうして勉強するの?」「人生の成功って何?」「自分はいったい何者なのか?」……。
次々にわいてくる疑問に、まわりの大人はきちんと答えてくれない。
そんなとき出会ったのが、6000人以上の子どもたちを元気にしてきたトシオ先生だった。
適応できないのもりっぱな「能力」であり、
欺瞞に満ちた社会を拒絶する鋭いアンテナをもっている証拠だととらえるトシオ先生に、アツシははたして……。
自分という人間を深く考えたい人すべてに贈ります。もしかしたらアツシは、あなた自身かもしれません。
*目次より
第1章 順調は地獄の始まり
第2章 なんで学校へ行くんだ?
第3章 適応できないのはりっぱな能力
第4章 人は一瞬にして変わる
第5章 自分とは何か?
第6章 もうダメだと思ったときこそ天国の始まり
第7章 「本来の自分」でいれば元気が出る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
える
1
今「親」という立場なのでハッとさせられるシーンが多々あった。エゴ虫かあ。。「もうダメだと思ったときこそ天国の始まり」「本来の自分でいれば元気が出る」「懺悔がない!」と一喝される両親「親の普通願望って強烈なんだな」…本当その通り、自分の時はどうあれ子どもには「普通」でいてほしい、そう思ってしまってる。「見ずに感じること。夜は寝て朝起きるってことだ。自然に従って生きるんだ。」なるほど。一瞬で変わることはなかったけど考えさせられるなあ。2012/02/27
RAC
0
★★★☆☆2016/12/15
ベランダ
0
大越俊夫さんという人を知らなかったので、このコミックに書いてあるとおりの人だったとしたら、すごい!パワーがある。何箇所か胸に響くところがありました。適応できていないことを後ろめたく感じている場面で「不適応能力!」とほめまくって迎えたところとか、主人公を叱った場面とか。熱い、あたたかい、熾火のように安定した熱さが心をゆさぶる感じです。私にはこの熱さがうれしい。2016/09/19
tak
0
素直に読めた。自らのエゴを押しつけ、人は流されて生きていく。くじけながらでも、少し踏ん張ってみよう。2011/02/12
臼倉
0
本屋で読んだ。ストーリーが分かりやすくて、大岡の名言が1つ1つしっくり来てた。2010/12/19