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内容説明
米国屈指の名門ハーバード大学やイェール大学は、実は世界でもっとも先進的な機関投資家だった!
その投資哲学から実際の運用手法、さらには個人投資家のための活用事例に至るまでわかりやすく解説する。
個人投資家向け、初の本格的解説書
●シンプルなエンダウメントの投資手法
エンダウメントの投資手法は、きわめて「シンプル」です。具体的には、1)長期投資、2)分散投資、3)オルタナティブ投資を積極的に活用、4)信頼のできるファンドマネジャーに運用を託す、というものです。きわめて単純なようですが、この方針を長期間堅持することで、機関投資家の中でも際立って安定した高いリターンを上げてきました。
●エンダウメントの手法は、個人投資家でも実現できる
エンダウメントの投資手法は「シンプル」ですので、個人投資家も同じ手法をとることは可能です。本書では、エンダウメントが行っている、1)資産配分(アセット・アロケーション)のやり方、2)投資時期(マーケット・タイミング)の考え方、3)投資対象銘柄やファンドの選び方(マネジャー・セレクション)について、わかりやすく解説しています。
また、エンダウメントの最大の強みである「時期」や「時間」の制約を受けないという点は、個人投資家も同じです。したがって、エンダウメントの投資手法は、個人投資家こそ実現しやすい、と言えるのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おおたん
12
3年ぶりの再読本。今となっては、理解できる話になっていました。この時にGCIアセット・マネジメントを知り、投資信託を購入。実は、GCIの2つの投資信託はマイナス(・_・; 本自体は、知識の蓄積、勉強という点では、参考になると思います。◆エンダウメント「大学財団」◆長期、分散、オルタナティブ◆シャープレシオ=リターンをリスクで割る→1を超えるか?◆円高は、2011.10月の75.32円2023/10/24
おおたん
8
再読したい本。その時は、メモりながら投資ノートを作成しようと思います。投資について、新たな知識と勉強になりました。資産運用の勉強にもなります。著書の性格なのか、この手の本の中では、難しい表現もなく、説明もわかりやすかったです。投資や資産運用の勉強をしたい方は、読んでおいて損はない本です。2020/09/21
ちゅーとろ
5
エール大学やハーバード大学の基金などエンダウメントが実践している投資戦略の紹介と個人がどのように資産運用するかの手引き。自社が販売している投資信託の細かな解説にもなっている。投資を分散し長期化すること、ヘッジファンド戦略・不動産(REIT)を加えることなど。投資信託を選ぶにあたって、運用報酬が低く、責任者の顔が見えること、運用会社と投資家の利害が一致することなどに注意せよとのアドバイス。投資信託は固定報酬より成功報酬、運用者が自分も投資していることが普通に求められるようになろう。簡単な本だが有益。2016/02/11
ほー
3
GCIアセット・マネジメントのCEOの山内氏の書籍。ハーバードなどの資産運用部門と個人投資家ではだいぶ前提が違うので参考にならない部分も多いが、オルタナティブ投資についての説明など基礎的な部分は非常にわかりやすい。もう少し売れてもいいと思う。2018/12/19
しんたろ
2
エンダウメントとは、①長期投資に徹する②分散投資に徹する③オルタナティブ投資を積極的に活用③運用は外部の運用会社にまかせてポートフォリオの資産配分に注意④よい運用会社を選び、長く保有頻繁に売買しない//リキッドオルタナティブのマネージャーセレクション、①国内公募投信②ファンド成績定量評価(平均年率リターン、下方リスク、ソルティノレシオ、最大ドローダウン、株式市場債権との相関2016/02/15