超日常の少女群 ユエミチタカ作品集

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超日常の少女群 ユエミチタカ作品集

  • 著者名:ユエミチタカ【著】
  • 価格 ¥869(本体¥790)
  • イースト・プレス(2015/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784781613413

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内容説明

退屈な毎日に、小さな奇跡を。思春期のきらめきとゆらぎを描く新鋭・デビューコミックス!「げきおこシュリケン」「逆ギレシュリケン」「となりのヴィーナス」「青春レコンキスタ」「就活三昧」他、少年少女を主人公とした短編・全12作品を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ソラ

29
SF的な設定と現実的な設定が混ざったような世界観。かなり好みの世界観。ただ、最後の就活三昧は就活の時に陥った鬱々とした気分を久しぶりに思い出させてくれたのでつらい…2015/10/12

サイバーパンツ

10
日常の中に非日常をぽんと配置することで、非日常を日常に取り込んでいる感じ。超日常の「超」は日常を逸脱するのではなく、あまりに日常的という意味なのかなあと。全体的にアイデアがあっさりと使われており、お話としてはフラットな印象を受けるが、その後を想像させる余地が大きく残っているのは良い。2018/04/03

ヱロ本Gメン

10
『アステロイドツリーの彼方に』収録作が良かったのでこちらも読んでみた。「シュリケン」「超能力」「レコンキスタ」とセンスを感じるが奥行きというか酩酊感が足りない。もっとトリップさせて欲しい、っていうのはこの作者の求めているものとは違うのか。今一歩。2016/07/08

kanon

8
これは爽快。何というか全編を通して爽やかな印象を受ける作品群であった。最初の身体の様々なところに現れる「シュリケン」シリーズからして、もう世界観に浸かることが出来た。少女がほぼ必ずと言っていいほど登場するが、まさしく登場する少女は”少女”なんだなあ。どこかまだ垢抜けないというか、常に何かに反抗心を持っている気がするのだった。すなわち思春期真っ只中なので、青春なので、やることなすこと新鮮でこっちからみると爽快に映るんだろうなあ。まあ最後の「就活三昧」だけはどうだろうという感じだが…これがまた面白かった。2016/03/05

ハイカラ

7
ちょっと不思議な女の子がでてくる短編集。へんてこだったり微笑ましかったりする話で楽しませておいて、最後に『就活三昧』で現実をたたきつけてくる。こういう意地悪い感じは結構好み。話の中では『青春レコンキスタ』が一番面白かった。2015/09/21

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