もうエコノミストに騙されないために 紫炎のMBA講義録

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もうエコノミストに騙されないために 紫炎のMBA講義録

  • 著者名:浜矩子
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 毎日新聞出版(2015/07発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620321646

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内容説明

私だけはブレない! アベノミクスは破綻する! 「日銀恐慌」に備えよ!
「通貨・金融」の歴史を知るから揺るがない浜矩子教授の主張の真髄。
「経済学を学ぶ目的は何か。それはエコノミストに騙されないためである」(1930年代に活躍した英国の経済学者ジョン・ロビンソンの言葉)
エコノミストの多くが、経済状況を説明するに当たり、「一方」「他方」などの言葉を用いることがありますが、このような明確な答えを持たず責任を回避するエコノミストに対して、ジョン・ロビンソンが皮肉をこめた言葉です。
安倍首相の経済政策「アベノミクス」を礼賛する声が多いなかでも「アホノミクス」という造語でその経済政策を批判し続けるブレない経済学者として有名な浜矩子教授ですが、その発言の根底には「一方」「他方」などの言葉を使わない「100%片腕のエコノミストにあらんとする決意」があるといいます。
この本は、浜教授の同志社大学大学院ビジネス研究科の講義「通貨と金融の国際経済学」がもとになっています。金融危機はなぜ起きるのか、アベノミクスなど歴史的な背景から導きだした最新の経済問題に対する浜教授の見方を解説しています。そして、どのような経済状況でも自分なりのブレない思考法を身に付け、経済の見方を構築することに役立つ内容になっています。
<目次>
序 何のために経済学を学ぶのか
第一章 歴史を知ると今が解る1 金(キン)が金だった頃
第二章 歴史を知ると今が解る2 ユーロがユーロでなかった頃
第三章 元祖「○○ノミクス」その通貨的意味を考える
第四章 通貨から金融へ 私のクレド
第五章 通貨と金融が出会う時
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ととむ

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タイトル煽りがうまいね、この人。基軸通貨に絞ってるから理解しやすい。 2017/05/11

寺田

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金本位制の時代、ユーロの誕生などを振り返りつつ、通貨と金融の関係を読み解く一冊。著者の評判がそこまで高くないことは知っているが、歴史的事実を知るという観点では非常に読みやすくてとっつきやすい内容だった。今まで経済の根底を揺るがすような事件は度々起きていることを考えると、いま自分が乗っかっている経済という土台も、まったく崩れない強固なものではないのだなと思い知った。2016/10/21

oasam

0
大変解かり易い本でした。特に、通貨と為替の仕組みについての説明は、シンプルで明快です。レーガノミクスに対する評価も痛快でした。 世の中にはいろいろな立場のエコノミストがいますが、この論者の見識が自分の感覚とは一番馴染む感じです。2016/02/26

隠居

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かなり経済音痴の私にもよくわかりました2015/08/01

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