どうして人は4時間も『とみ田』に並んでしまうのか 日本一の行列ラーメン店の非常識経営哲学

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どうして人は4時間も『とみ田』に並んでしまうのか 日本一の行列ラーメン店の非常識経営哲学

  • 著者名:富田治【著】
  • 価格 ¥1,155(本体¥1,050)
  • 講談社(2015/07発売)
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  • ISBN:9784062186391

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内容説明

千葉県松戸市にありながら、平日は平均2時間、休日は3時間、最長で4時間もの行列ができている。ラーメンイベント「大つけ麺博」では2年連続優勝を遂げ、業界最高権威のラーメンランキング本『業界最高権威 TRY認定 第14回 ラーメン大賞 2013-14年』では、見事大賞を受賞。席数は10席、メニューはたった2種類しかない。そんなラーメン店に、どうして人は4時間も並んでしまうのか……? どうして8年もの間行列が途切れないのか? 2006年に『中華蕎麦 とみ田』を開業以来、松戸市内を中心に6店舗と自社工場を展開。現在は年商10億円を売り上げるほどまでに成長。成功し続ける背景には、店主・富田治氏による常識破りの“非常識な経営哲学”10ヵ条が存在していた。飲食店関係者だけではなく、仕事を持つすべてのビジネスパーソンに読んでほしい、本能が目覚める一冊。

目次

はじめに
第1条 東京にはあえて出店しない
ひとつの地域にがっちり根付くということ
「テリトリーを守る」という山岸氏の教え
松戸を飛び出し、千葉県内に進出した理由
10億円のグループ年商を支える自社工場の存在
10店舗以上の出店は考えない
東京ではなく、僕は松戸で花を咲かせる
第2条 メニューは増やすよりも減らす
メニューは増やさずにとことん“磨く”
何度でも食べたいと思わせる究極の一杯を生み出す
生み出した究極の一杯を支店でも活用する
第3条 営業時間は短い方がいい
営業時間=僕が厨房に立つ時間
夜営業はしない
営業時間前の毎朝7時から麺を打つ理由
短い時間に全神経を集中させる
第4条 回転率は上げずに下げる
『ラーメン二郎』に広い店はないという理論
回転率を下げて満足度を上げる
富田治の歩み
『東池袋大勝軒』山岸一雄氏に憧れて業界入り
僕を育ててくれた田代浩二という師匠
縁もゆかりもなかった松戸で独立
平日は2時間、週末は最長4時間の行列店に
第5条 原価率や人件費率は決めない
おいしさが最優先。原価率は知りません
机上で数字を追うよりも、現場を見る
家賃の上限を決めない
会社が組織化した今も会議は行わない
第6条 売り上げ目標は一切立てない
今日の努力が未来を決める
目標を立てない代わりに目的を持つ
日々の頑張りは決して裏切らない
なんのために頑張るのか─目的を“忘れない”
成功しているお店にあるのは、社長の器と人間力
第7条 スタッフは極力異動させない
ひとつの店舗でお客様の顔をしっかり覚える
お冷やのセルフサービスは行わない
常連(★)への配慮と敬意をカタチにする
行列専任のスタッフを置く

おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たか

12
二郎の本を以前読みましたがそれとよく似た内容。文章的にはこっちのほうが 読みやすい気もします。2015/02/03

たまご

8
松戸の超人気ラーメン店「とみ田」の店主が直々に執筆した一冊。大勝軒の山岸さんのお弟子さんだったとは知らなかった。今のつけ麺は独立後に食べた六厘舎の影響を多分に受けているとのこと。「目の前のお客様にうまいラーメンを食べてもらう」という目的があるからこそ、自分が美味しいと思ったものや気持ちいいと思った接客方法はガンガン取り入れている点が印象的だった。日本の頂点に立ちながらもなお成長を求める姿勢は同業から見たら恐怖としか言いようがない。「金をもらっても店にいるから使う時間がない」はもはや病気です。ラーメン病。2025/01/27

カップラーメンマン

5
日本有数のラーメン屋「とみ田」の創業者が、開業に至る過程や事業戦略について書いた本。 職人肌的な部分とビジネス的な部分とが、ほどよくブレンドされたのがこの富田氏のラーメン屋の営み方なのだろう。7店舗で年商10億円を稼ぐ今でも、「社長」ではなく「店主」と名乗るところが、そのスタンスをよく表している気もする。2016/11/13

Hideaki Hoshiai

4
『大つけ麺博』2012年・2013年の2年連続で、日本一の栄光に輝いた「中華蕎麦 とみ田」 8年間、毎日行列が途切れないその理由とはなんなのか? その成功の秘訣を10ヵ条にまとめて徹底紹介している! 現在系列店を含めると7店舗で10億円のオーナーでありながら、本店の厨房に8年間、毎日立ち続ける富田氏。このことからも彼のラーメンへの思いが伝わってきます。 食べログ評価4.29の『中華蕎麦 とみ田 本店』 近いうちに食べに行こう! 2015/02/27

TERRY

1
松戸図書館で借りた、市内の名店の本。富田さんがこれだけ地元に貢献しようとしてるのに、松戸市の図書館全体で一冊しか所蔵してないなんて淋しい限り。全分館に一冊置くべき!2015/02/23

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