内容説明
「日本はペリー来航以来、今日に渡ってアメリカの“属国”状態が続いている」。元・航空自衛隊幕僚長の田母神俊雄が、アメリカに蹂躙・支配されてきた日本の歴史観と政治を叩き斬る。「外交とは他国と仲良くすることではない。自国の国益を追求することだ」など、新しき自立した日本を築くためのエッセンスがここにある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬
2
田母神さんの考えには概ね同意。不審船は粉にして海に沈めるべし、という意見は笑ってしまうくらい痛快。ただいかんせん、放射能、放射線についての認識はどうかと思ってしまう。また、118pに文章の重複があったり、他にも誤字脱字があるのが残念。2012/05/23
msugimo
1
学校で習った歴史と大きく異なる内容。「自虐史観を植え付け、祖国のことに誇りを持たせない教育」を続ける限り、良い国になるわけがない。今後「祖国に対し誇りと自信を持たせる教育」が行われることを期待しつつ、自ら娘に教育出来るように、勉強していきたい。2012/09/11
cham
0
日本の外交や歴史などについて書かれた本の割には、堅苦しすぎずとても読みやすい。普段読み慣れていない人にもおすすめ。タイトルにもある、日本が世界から舐められる理由が述べられている。そりゃあ舐められるわ…と痛感させられた。こういう類の話は、色々な見解を加味した上で自分なりの考えを持ちたいと思う。そしてもっと一人ひとりが興味を持たなければいけないとも思う。2014/05/15
蜜柑の里
0
右翼による著書、これでもかと過去、現在の日本の在り方に物申している。歴史の部分に関してはいまいちピンと来なかった。しかしながら、日本の外交態度、防衛に関する記述は確かにと思った。八方美人な日本……2012/10/05
uuuki
0
小泉首相の改革を反対しているところ意外は概ね賛同できる本でした。 改革後元の状態に戻そうとした首相共が駄目だっただけで、小泉さんの改革は時流に沿ったものだと思っています。流石に国防に関しては田母神さんに反対できる人は今の時代には少ないでしょう。早く日本も軍事的に独立を果たして欲しいと思います。これではいつまでも幼稚園児国家と変わりませんからね。2012/08/21