内容説明
『プルーフ・オブ・ヘヴン』で世界を驚嘆させ、NHKスペシャルにも登場したハーバード・メディカル・スクール出身の脳外科医。本作では、自らの臨死体験を現代科学と精神文化の伝統に照らし、この世界を超えた場所への道筋を示す。魂を揺さぶる新たなる福音。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
デビっちん
25
科学原理主義の医者である著者が臨死体験を記した『プルーフ・オブ・ヘブン』の続編です。前作を読んだ読者からの様々な体験も興味深かったんですが、高次の世界について鋭く深い考察が記載されていました。高次の世界ついでに、シュタイナーのあの本を再読してみますかね。2018/06/18
cocolate
3
なんだか「マトリクス」みたいな気がしてきた。高次の世界が現在と過去と未来が同時に存在し、思考が現実となる世界、だとしたら。よからぬ考えを持ち込まれたら、その高次世界が危機に瀕するので、我々の世界で思考を制御する訓練してからおいで・・・。そんな感じ。 スタートレックでピカード艦長が銀河中心に連れていかれて、亡き母親と再会する、そんなエピソードがあったけど。思考が現実化する世界は危険だから、すぐに立ち去るように、そういわれて帰ったはず。 この世は思考から守られている安全地帯か訓練場といったところか。2015/10/10
raizou27
2
最近、科学の分野(量子力学・脳科学・生物学)の新しい発見を知ることで、その奥深さや新たに人間のイメージを更新されることに、驚く日々が続いていました。臨死体験やこの世だけではないスピリチュアルな世界にも興味を持っていたことを忘れていました。著者の臨死体験への冷静な分析と科学的知識の信頼感が感じられ、再度立ち止まって思いを巡らすべきかと感じました。 2021/05/03
しばさん
1
輪廻転生を信じない西洋生まれの医者の立場で書かれた本で読みごたえがあった。視点がちがうっておもしろい。2017/12/29