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内容説明
起業家はもちろん、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家、弁護士、司法書士、公認会計士、税理士などからもご好評をいただいた前作の増補改訂版が登場。本書により、起業家は起業や成長のイメージを膨らませることができます!
前作は、ベンチャー投資額が大幅に減少し続けるなかで発行されましたが、その後のベンチャー生態系の急速な活性化により、元気なベンチャーが多数起業し、数十億円規模の増資を成功させるベンチャーも登場するようになりました。
そこで、2015年施行の改正会社法も反映させた、ベンチャーのコーポレートガバナンスを解説する章を新たに書き足すなど、起業にまつわる最新の情報を盛り込み、全編を大幅に書き換えました。
事業計画、資本政策、企業価値、IRなどの基本的な知識から、コーポレートガバナンス、社外取締役に求められる役割、会社の機関など突っ込んだ話題まで、人気メルマガ「isologue」の磯崎哲也氏がわかりやすく解説します!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
92
ベンチャー企業向けの資金調達に関する本で、前著も読んでいて参考になったのでこの増訂版も読んでみました。財務諸表的なものよりもベンチャーファイナンスの全体像などがよくわかります。またコーポレートガバナンスなどについてもよく書かれていて参考になります。ZOZOの身売りなどのニュースもあったりするので今後もこの分野で情報を収集しようと思っています。2019/09/13
miyatatsu
11
ビジネスを始めたいと思っている人にとっては必読の一冊。非常にわかりやすい内容でありながら、かなり詳しいところまで紹介されていました。2019/09/19
Emkay
11
痒いところに手が届く、意外と誰も教えてくれない起業直後のファイナンス解説本。基本中の基本情報も多々あったが、マクロから細々としたミクロのことまで勉強になった。特に、エンジェル投資家にとって参考になる情報を探し求めながら読んだ。エンジェル投資家は創業者と協働する部分と、純粋な投資家である部分が同居しているので、立ち位置が難しい。いかにして株価を設定するのかは、どこに落としどころを決めるかによって決まる。優先株やストックオプションの話は知ってはいたが、IPO前提や後のラウンドでなければ関係が薄いと思った。2018/01/03
かなすぎ@起業したエンジニア
9
資金調達○○億円とか、ベンチャー界隈で働いてるからよく耳にするけど、実際にどんな社会のシステムで、そんな金額のお金が動くのかということが少し理解できた気がする。あとはストックオプションの話。会社と株とストックオプションと資金調達らへんの話は密接につながっていて、起業して会社をつくって急成長させる時には、避けては通れない話。でも、起業する側としては、いかに利益率の高いビジネスを考えて、資金を調達して、その資金で、人を雇ってビジネスを回していくということが基本。それはシンプルなことだなと思った。2021/03/29
速読おやじ
9
著者から献本頂きました。とても分かりやすい。自分がベンチャーを立ち上げるとかって余り現実味は帯びないが、優先株やストックオプションの使い方などは参考になる。優先株も非参加型、参加型でリターン変わってくるし、途中で株価下がってもフルラチェット条項なんていうものもあるし。昔の日本は株といえば普通株しか無いも同然だったので、優先株の出現はベンチャーにとっては有益な手段ですな。2019/10/10