竹書房怪談文庫<br> 恐怖箱 深怪

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竹書房怪談文庫
恐怖箱 深怪

  • 著者名:戸神重明【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 竹書房(2015/07発売)
  • 初夏を満喫!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン (~5/18)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801902350

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内容説明

全52話収録。最近の怪談本では収録話数が多いほうではなかろうか。つまり1話1話はそれほど長くない。だが、侮るなかれジャンキー諸君。これは怪談ファンが長らく待ち焦がれていたタイプの怪談であると思う。聞き集めた怪異体験を過度な虚飾をせずにシンプルに書き記す。それだけで十分怖く、不思議で、圧倒される何かがある。それこそが実話のパワーではあるまいか。読んでいて思わず「うわっ」「やばいやばいやばい」「マジかよ……」などと独り言が飛び出してしまう。そして読了後は、誰かに話したくてたまらなくなるのだ。怪談そのものが広まりたい、増殖したいという意思を宿していて、我らを操っているのではないかという気さえしてくる。ぜひこの興奮と恐怖をあなたにも味わっていただければと思う。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

161
今月に読んだ四人目の名前に「神」の付く作家・戸神重明さんの初単著作は全52編とお得で全編に活字がびっしりと詰まった懇切丁寧な内容の誠実な人柄を感じさせる一冊ですね。著者は陰陽のタイプで言えば間違いなく「陰」で「死の連鎖」の物語は哀切で胸が痛んで自然に涙を誘われますね。ああ、何て可哀そうな運命でしょうね!誠に誰もが涙なしには読めない一編ですよ。『緑煙』岸井竜一さんは幼い頃「余計な事を言うんじゃないよ!」と祖母や母親から注意されていた。竜一さんは他人には見えない物を目撃し、それをつい口外する事があったからだ。2021/03/13

澤水月

22
後味悪く投げ出された気分大目が中盤。クルンテープの青い蛾は幻想的なタイトルと合わせ“虫屋”本領も見え素敵。終盤はどれも面白い、ドイルの散歩、タガメ、ヤシガニを食す…。あとがきは利用電車なのですぐ戦慄した! こわっ2015/04/01

まあちゃん

19
途中でまた具合悪くなり中断。恐怖箱読んでるとよくなる。霊感はほぼ無いんだけどねー。でもまたすぐ読みたくなる。不思議な世界。虫の話が多かった。神隠し的なものもいくつかあり。不思議だな。「殺しておくれ」は毎晩霊に踏まれる話。その霊に恨んでる人を殺すように頼む話。そういうのが来たら嫌だなー。見えないものに叩かれたり蹴られたり押されたりって、もうびっくりだわ。不思議な話が多かった。自分は楽しめた。2018/01/25

タカシール

15
あとがき含めP.223だが、著者が集めた怪異・怪談が五十余編収録されている。文体は読みやすく、それなりに怖い。しかし、残念ながら「ゾーっとする」というものはなかった。それでも最終話の「雨の登校班」はお気に入り。2015/08/15

Kao

15
予測のつかない怪異。不思議な怪異。バラエティー豊かな怪異が詰まっておりました。そして、あとがき。思わず身体が固まりました…怖‼︎2015/05/01

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