- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
時は明治、世紀末。帝都・東京では怪奇な事件が続発していた。その謎に挑むのは、文豪・泉鏡花。人の欲が悲しみが、帝都を震撼させる! 雑誌「幻想倶楽部」の編集者・香月真澄は、鏡花の不思議な能力に驚嘆するとともに、人間性にも惹かれていくのだった…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
honoka
38
パラ見ののち卯辰の絵でレジへ直行。素敵な世界♡そこはかとなくニアな雰囲気を今先生の素晴らしい画力で読める。満足。2015/08/11
みか
24
うん、ほんのりBL風味。苦手。でも卯辰の「きゅー」が可愛らしくてたまらない。鏡花先生は最初はイメージが受け止められなくて違和感ありありだったが、もう別人として読んじゃえばすっきり。特に作品に関連する事例は出なかったようだし、今市子の幻想的な絵柄の世界を楽しんじゃおうと思いました。良くも悪くも曖昧で、いい感じでした。2014/06/01
藤月はな(灯れ松明の火)
23
「まれびとの鱗」は始めて読んだ橘みれいさんの本で既読だったのですが皆さんの感想を読むと情事は滅多に描かれていなかったのだと初めて分かりました。「霧の一丁倫敦」は「東亰異聞」のようなテイストでありながらも残された者にとっては辛いでしょうが気持ちを汲むのも生きている人間しかできない。というか六車さんの見解が気になります(笑)そして香月の鏡花先生に対する惚気と狼狽えぶりに笑えました。2012/07/15
えも
19
泉鏡花が新人編集者と怪奇な謎を解くシリーズ▼鏡花は、安倍晴明並に妖しいものが見え、式神も遣うという設定で、鏡花宗信者としては「あるある!」という感想▼このシリーズは丸善で買ってきましたが、ボーイズラブのコーナーにあったので、正直かなり恥ずかしかったです。2015/07/13
ムック
15
描き下ろし以外は既読だったけど、改めてまとめて読むとやっぱり面白いな~。香月くんが純粋で可愛い、そして先生は色っぽい。一番妖しい「まれびとの鱗」が大好きだ。2012/07/01