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内容説明
中学で習う社会科は、社会人に必要な「常識」を身につけるための勉強です。本書では、中学校で習う「歴史」「地理」「公民」のうち、知らないとマズい社会人としての「常識」を高校入試レベルの問題で学べます。巻末には電子書籍特典のテーマを収録しました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いろは
18
「歴史を知れ。」と言われたことがある。確かに、歴史を知るのも教養の1つ。と、言うことで、今回はこの作品を読んでみた。著者が、「先生」と言われるお立場だからだろうか。この作品は、ビジネスマン向けらしいけど、タイトル通りに中学生でも読めるような、読みやすくて、解りやすかった。内容は、地理、歴史、公民と3つに別れる。『仕事に効く』と言う程ではないけれど、中学時代に習ってないことや、知っておいた方が良い知識ではあったから、ちょっとした休み時間に読むのをオススメする。これからも、「社会」という教養を学んでいきたい。2018/07/30
kei
16
受験ではあまり重視されない公民が日々の生活では一番重要なのかも…でも世界史のエンターテイメント性に惹かれて公民は学生の頃はまったく興味がわきませんでした💦仕事に役立つかどうかは置いといて、「社会科」というのは日本で生きていくには最低限の知識は身に付けておきたいことを扱っている科目だなと再認識しました。2019/11/29
EOEO
14
面白かったし、為になった。中学生の頃は社会も含めて他の教科もただひたすら暗記したり、テストや受験の為の勉強という風にしかとらえてなかったと思うけど、やっぱり生きていく上では大切な勉強だとは思うんですよね。社会なんて地理にしても歴史や公民にしても、役に立たないわけはない。ただ、学生の頃より大人になってから学んだ方が楽しいってのが罪ですね(笑)この本のように、普段の生活に学校の勉強はこう関わってるんだよ、みたいな授業だったら、授業はもっと楽しいかもしれないな。2024/11/25
kiki
9
中学の社会でも深く学ぶと為になるものが多い。岡山の備前長船と岐阜の美濃では太刀の製造が盛んで、関孫六も有名。火山国で堆積岩が日本刀の発展を支えたとも言える。この金属加工技術が、鉄砲にも応用された。 木綿は15世紀以降に輸入され、鉄砲の芯線、甲冑の下着、船の帆布でも重宝される。木綿栽培は水はけがよく養分に富んだ土地でよく育つため、鉱脈探して培った治水や掘削技術が灌漑設備造成に役立った。三河、河内で栽培され、綿織物を折る力織機でトヨタ、紡績で商社化した伊藤忠は歴史でも有名。綿による網は機漁業の発展を助けた。2017/05/05
まゆまゆ
8
社会で生きていくために必要な能力を養う教科としての社会科は、事例や事象を分析したり自分以外の他者の視点を学ぶといった仕事にも通じるところがある。中学校で教える社会科に「基礎的教養」と「公民的資質の基礎」を教える役割があると初めて知った……大人になったことで改めて考える必要があるかな。2015/08/17