内容説明
可憐なレースの下着の代わりに革製の胸当てを着込む……鏡に映るのは華やかな王女ではなく少年の姿。讒言により王都を追われたエレインは、へき地の伯爵邸で身分と性を隠し、密やかに暮らしていた。そこへ現れた隣国からの客人・カイン。美しい彼の紳士的な優しさに、エレインの傷ついた心は癒され甘くときめいてゆく。けれど、水浴中の裸体を偶然カインに見られてしまい、かつての記憶がよみがえって――。
目次
秘密を抱く花嫁 真実の愛に溺れて
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うにすけ
12
再読。本当にグズな従兄弟だな~。もう少しスカッとした展開があるとスッキリするのに(せっかく剣術を習ったのに)。2018/01/31
でんか
12
すきなほう、です。文章はいつもの安定感。今回は、男装の姫君の話。ヒロイン、いつもの賢くて、けなげなお嬢さん、でもちょっと心に傷を抱えてる。ヒーローは、イケズ成分のない、普通にいい男です。自分が純潔か確かめたいってヒロインに言われて、そのまま押し倒さない鉄の理性の持ち主(笑)。唯一(おそらく)二人の関係を正しく把握していたお爺さんのたくらみがお茶目すぎて最後の最後のネタばらしまで楽しく読める素敵な本でした。とっととばらしてしまっていたたら、最後のあのドラマチックなラストはなかったと思う。さすがの一冊。2017/10/11
さくや
12
男装のヒロインに、訳ありっぽいヒーロー! 素晴らしか! 一気に読了(笑) もうラストを何回読み返したことか(*´∀`)♪2016/12/13
眞墨
11
男装モノは今までコメディ寄りのものしか読んでいなかったので、この男装理由は辛く重いけれど確かに筋があったし、別れ直前のシーンにも張りがありました。王族という立場をいつも軽く扱わない火崎さんですが、ラストの王の「にやり」が良かったです、すごく嬉しかったのです。反対に、もーむちゃくちゃあの従兄弟には腹が立ったし「あとがき」のそれも書いていただきたかったぁぁ!!と思ってます(笑)。2015/06/06
六花
6
ネガティブ思考のヒロインにイラッ、クズ従兄弟をどうして放置しとくかなぁとヒロインの家族にイライラッ。王族なんだからここぞとばかりに権力使えばいいにっ(>_<)。うーん、ヒロイン可哀想だとは思うんだけどずーっと被害者ヅラしてて、いい加減ウザくなってしまった。そんな気持ちだったのでラストもとんだ茶番だなとか思ってしまったりした。2015/09/08
-
- 和雑誌
- 近代食堂 (2023年11月号)