内容説明
日本人なら、行く前に読んでおきたいリアル台湾ハンドブック。これまでとは一味違った視点から台湾の表層だけでなく深層までを紹介した台湾観光協会も推薦する、“病み付き”になること間違いなしの台湾丸かじりガイドブック。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
18
台湾、日本、中国の関係に絡む歴史がとても為になりました。日中国交の際、台湾を横目に日本の苦渋の決断、忍びない限りです。そんな台湾も東日本大震災の際、日本にあそこまで献身してくれ、感謝に尽きますね。アジア圏もっとお互いの国のことを知り、有効な関係性へとつなげられたらなと感じさせてくれた一冊。2017/08/21
T坊主
15
渡邉氏の本は時々読んでいるが、こんな本を出しているとは思わなかった。一歩ずつ確実に日台の政治レベルが上がっている昨今ですが、毎月のようにテレビでは台湾のグルメや旅行番組が放送されているが、そういうものだけでなく、もっと政治的、地政学的にも大変重要な隣国だということを日本人は知ってほしいものだ。松本あや彦氏との日台断行にまつわる裏話に興味を持った。日台断交した1972年12月私は約80日間台湾のペンフレンド達を訪問していました。その当時は街頭には憲兵が巡回していました。2017/04/21
nizimasu
3
タイトルほど面白くないのはどうしても台湾の歴史だとか昨今の東アジア情勢とあけて台湾は日本に対して好意的だという部分に誌面を割きすぎなところか。その割にはちょっとガイド本としても中途半端な部分があったりしてもっとフィールドワーク的な台湾の声が聞こえてこないのは寂しい限り。台湾はもっと猥雑で楽しめるようなエネルギーが伝わるような内容にしてほしかったな2016/05/15
しょうた
1
大陸の中華人民共和国と国交を結んだ時と同時に、台湾との今後を占う交渉が裏で行われており当時32歳という若さで松本さんという方が担当されていたのは興味深かった。 台湾にまた行きたくなる。 2017/09/26
hicky
1
いろいろ台湾のガイドブックは読んだが、また違う視点で書かれており面白かった。2015/05/10