アンタッチャブル

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アンタッチャブル

  • 著者名:馳星周
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 毎日新聞出版(2015/07発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620108148

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内容説明

第153回(2015年上半期) 直木賞候補作
警視庁公安部の「アンタッチャブル」と捜査一課の「落ちこぼれ」コンビが巨大テロ脅威に挑む。馳星周の新骨頂、ファン待望の公安エンターテインメン ト!

容疑者追跡中に人身事故を起こした捜査一課の宮澤に、異例の辞令が下った。異動先は警視庁公安部外事三課。上司は公安の「アンタッチャブル」―― かつては将来の警察庁長官と有望視され、妻の浮気・離婚を機に、「頭がおかしくなった」とうわさされている椿警視。宮澤に命じられたのは、椿の行動を監視・報告すること。椿とともに、北朝鮮のスパイと目される女の追跡をはじめるが......

疾走するストーリーに、一筋縄ではいかない人物たちが次々登場。
数多のトラップ、ラストの大どんでん返しまで一気読み必至のコメディ・ノワール!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

131
馳星周は同い年ということもあり、コンスタントに読んでいる作家の一人です。新境地の作品500Pを一気読みしました。一言だと「シニカル・コメディ・ノワール」という感じでしょうか?椿警視、宮澤をはじめ登場人物がいずれも曲者で魅力的です。この作品が売れればシリーズ化もあるかな?シリアスなノワールの新作も期待しています。2015/06/06

つるちゃん0719

113
今刑事(捜査一課)から公安に配転になった宮澤と、上司・椿のハチャメチャな活躍を描く。ミステリーあり笑いが絡み合って面白いのだけれど、椿警視のキャラが、どうも奥田英朗の伊良部先生に似ている感じが……。最後までドタバタでした。2017/07/03

タックン

107
馳さんの作品だし公安物だし難しいかなあ?って思ってたら全然違って面白くて一気に読んじゃった。妻に逃げられて頭がいかれた公安キャリアエリートと捜査1課崩れの刑事コンビのドタバタ喜劇。もう二人のやり取り見てるだけで笑いがこみ上げてきた。でもコメディタッチながら公安捜査手法何かはリアルで参考になった。っで椿さんは一体本当に頭がいかれてるの?それともわざとなの?わざとだったら恐ろしいし(アンタッチャブル)だなあ。今までの馳さんのイメージを覆した記念碑的な作品になってるな。直木賞候補もうなづける。お勧めです。2015/11/09

えむ

84
刑事から公安へ移動になった宮澤巡査部長だが、配属されたのは資料室。上司は椿警視で、役職は警視庁公安部外事三課特別事項捜査係係長。TVの「相棒」みたいな設定?と思いながら読みました。直木賞候補ということで読んでみようと持ったのですが、500頁もの本を読んでも期待したものが感じられない。途中からは狂言みたいな終わり方にならないで欲しいと思っていたのですが、ガッカリです。椿警視は責任を問われないんですかね?2015-692015/09/12

Yuna Ioki☆

83
1051-254-41 馳作品だからものすごぉ〜〜くハードボイルドかと期待したら、ハートポイルドか?(笑)と思うほど拍子抜け(笑)何考えてるんだかわからない椿氏はまるでバチスタシリーズの白鳥氏かと思うくらいのよくわからない人物(笑)その椿氏に振り回される宮澤が可哀想すぎる(笑)2015/06/28

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