内容説明
ASV特務班は、DV、ストーカー、虐待事件などに対応するために警察庁直属で設けられた特任捜査チームだ。特異な捜査能力を持つ女刑事・夏目凜子をはじめ、女性監察医や美人サイバー捜査官など個性的なメンバーたちは、犯罪抑止のスキルを伝えるために所轄を渡り歩く。荒川署で活動を始めた彼らを待ち受けていたのは、男児ばかりが狙われる通り魔事件だった。そして新たな急報が……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
57
α特務班シリーズ。男児傷害事件を発端に他の事件も絡みついてくる。スクールセクハラ、M教師は最低最悪気持ち悪い。『反撃のマリオネット』読んでいくうちになるほどと思えるぴったりなタイトルだ。2017/10/25
はつばあば
48
近頃教師の盗撮とか小学生の裸の写真が男女問わず撮影されているとニュースで耳にしたり目にしたりする。医者と坊主と教師は昔の聖職と言われてきたが・・ほんまに聖職者やったんでしょうかねぇ。今は昔と違いなんでも広まる。広まり過ぎてアホなことしたのに気のつかん・賠償請求されてアタフタしてる輩。まぁ陰湿なDVよりはマシですが。今回もWATARI班はつむじ風のように荒川署に来て去っていきました。現実の男社会の警察庁にWATARI班は異物混入の何者でもない。が!、女性警察官が男性に劣ることはないと七人の天使が教えてくれる2019/02/14
うさっち
21
シリーズ3作目。今回は初めて聞く「スクールセクハラ」がテーマ。教師に強要されたら生徒は泣き寝入りするしかないのが悔しい。「小学生が好きなんじゃなくて、好きになったのが小学生」と言われても気持ちの悪さは変わらない。2018/08/31
ばるーん
7
スクールセクハラ…現実にあってほしくないことが、この世界でも起こっているのかな。起こってるんだよね。2018/11/05
ジョナサン
6
スクールセクハラという言葉をこの本で初めて聞きました。どの年代でもセクハラはいけない行為だと思うが、教師という明らかに強い立場を乱用し尚且つ教師=聖職者と思われ露見しにくいのは姑息だなと思った2017/08/13