内容説明
老いる前に身辺を見直して、今後の生活にいらないものを整理すること=老前整理を提唱してきた著者による、老後に快適な生活を送るための生き方指南書。高齢になればなるほど整理はおっくうになり、悪化すればごみ屋敷のような社会問題に発展する場合も。本書では、片付けられずモノに囲まれて暮らす人が、老前整理の考えを知り、思い切って整理に取り組み、生き生きとした暮らしを取り戻すさまと、そのための具体的方法が描かれています。実用的で、社会的使命もある新しい整理術の提案。別居している親の介護が心配なあなたにも、ぜひ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
124
うんうんなるほどと納得しますね、昔の写真全てスキャンしてPC保管、近年はデジカメでPC保管、様々なファイル年賀状等も高速スキャナーで整理PC保管いつでも削除できます、本も売却処理もっぱら図書館を利用まずまず整理出来てる(笑)後は生前整理か。2018/02/19
あつひめ
73
贅沢な悩みなのかもしれない。たくさんの物の処理。転勤族だったころは定期的に片付けるチャンスがあったが、引っ越しもしなくなるとやろうと思わないとなかなかできない。姑も実家の親も上手に終活してくれているから片付けで困ることはない。自分もそうありたい…と年に数回思うので今回も参考にこの本を読んでみた。目新しいことはないが、物を減らすことでバリアフリーに近い暮らしができる。まずは、体が元気なうちに少しずつ片付けて掃除も楽にして、自由時間を増やすのもいいかもな。2014/01/10
きむこ
65
片付けられない私。いわゆる断捨離の本よりも生前整理って目的がはっきりしてる分こっちの方が合ってるかも。一年半前、実家を処分する時、ものすご〜く大変でした。いわゆる田舎の家だから無駄に広くておまけに蔵付き。多分捨てるという概念がなく、ひたすら蔵に詰め込んでいたからひいばあちゃんの長持や冠婚葬祭用のお膳100個、足踏みシンガーミシンとかなんでもありでした。あの時の苦労を子供達にさせてはならぬ。私の物は私がちゃんと整理しておかないと(∪´>‿<`)目的を持って一歩を踏み出す・・予定(^_^;)2017/11/28
まーちゃん
61
親の遺品整理に疲労困憊し、息子たちに同じ苦労はさせたくないと気になり始めた片付け。同時に自身の環境、嗜好、能力の変化(衰え?)に不安を覚え、煩事はなるべく早いうちに減らしておきたいと思うように。未だに他人の目や思惑が気になりまくりで、この歳になっても不似合い・不必要なモノが身の回りに多く残っている。要不要混在のまま維持管理していくには、もう体力も気力も記憶も足りない。もう無理、要らない、身軽になりたい。/それをなぜ残しているの?今使ってる?この先再び使う時はくる?いま一度向き合って問うてみたい。2017/11/13
ごへいもち
34
・老という言葉がついているが老いる前の気力、体力とも十分にある時に身辺整理すべき。・高齢になると身辺整理は死に近づいている実感に繋がるので辛い。・各人のペースで短期間に一気でも長期間に少しずつでも。・片付けたい場所や物をリストにして期限を設定⇒これは難しい、というかNG。・ワークショップは良いかも。身近な人に言われるとカッとなる言葉も見知らぬ第三者に言われると冷静に受け止められる。例えば「その服はまだ着るのですか?」みたいな言葉。・(コメントに続く 2012/10/12