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内容説明
いまやネットなしには毎日はありえない.そのネットの世界では何が起きているのか.ネットの世論とは.コンテンツは.国境を越えているのか.書籍やテレビ,新聞を凌駕するのか.そしてリアルとネットの関係は….みずからもパイオニアとして,ネット世界での様々な試みを実現してきた著者が,ネットのいまと未来を活写する.
目次
目 次
はじめに ネットが分からないという現象が生み出すもの
1 ネット住民とはなにか
2 ネット世論とはなにか
3 コンテンツは無料になるのか
4 コンテンツとプラットフォーム
5 コンテンツのプラットフォーム化
6 オープンからクローズドへ
7 インターネットの中の国境
8 グローバルプラットフォームと国家
9 機械が棲むネット
10 電子書籍の未来
11 テレビの未来
12 機械知性と集合知
13 ネットが生み出すコンテンツ
14 インターネットが生み出す貨幣
15 リアルとネット
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
34
#短歌 #感想歌 ネットリアル、ビジネス・ネット原住民・デジタルネイティブ三つの視点。 集合知、遅い・頑固で頭悪(あたまわる)機械知性かシステム工学 発見的特異解は気まぐれに突破すればまた壁できる2017/03/07
booklight
29
【拾読】恩義あるジブリの鈴木さんにネットについて説明。ネット原住民から始まるネットへのうさん臭さからコンテンツ有料論、プラットフォーマー論、デジタル鎖国論、社会機械論、など(面白いかは別にして)川上的論理で説明。現場にいて、経営もやって、冷めた目も持って、ということで独自視点が面白い。集合知についても「集合知などなく個別知が上がることがあるだけ」とか。ネットバブルについても冷静。要は成功報酬が大きすぎると。冷めた小理屈なので面白くないけど、納得感はある。で、どうする、という話がないから読みづらいのかな。2023/06/25
akihiko810/アカウント移行中
24
ドワンゴの川上が、ジブリの鈴木敏夫Pにもわかるように解説したインターネットの未来。15年の本。 印象度C コンテンツとプラットフォームから語るネットの未来…なのだが、専門用語が多いのと、昔の本なのでわかりづらく面白くなく、ざっと目を通して終えてしまった。これ読んでも肝心の鈴木さんもよくわからないと思う。「あんまり楽しい未来だけじゃないよ」と言いたいのだと思うが、もっと楽しい未来をみせてほしいと思った 2022/01/22
akira
19
新書。 ジブリに見習い社員として参加している川上氏が、鈴木敏夫氏にネットを説明するという内容。 ひとつの分け方として納得したポイント。もともとガジェット好きやネトゲ住人たちが自分たちの居場所のように使っていたネット。それがmixiやFacebookの台頭あたりからはリアルな知り合いたちにもネットが広がりはじめ、スマホで決定的に生活に入り込んだ。しかしその入り込み具合の差はやはり大きな差があるなと。ユーザー識別として確かに存在するもの。 「ネットをツールとして利用する人か、ネットに住んでいる人かです」2018/04/28
犬こ
18
タイトルにある鈴木さんとは、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーのことで、ドワンゴ設立者の著者が、ジブリでもっかプロデューサー見習い中であることが、この本を出したきっかけのよう。今後のネットの未来は定かではないけれども、ネット発のビジネスが生まれ続けているのは確実。バーチャルからリアルへがキーのようです。2016/03/14