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内容説明
大物華僑のもとでビジネス修行をし、自らも起業1年目で1億円の年商を上げるなど、大きな成果を出してきた著者の大城氏が、「起業」について華僑がどのように考え、どう行動しているかを紹介!
著者が実際に修行時代にメモしてきた「華僑の教え」ノートをもとに、師匠である華僑にさらに取材を敢行。より深い起業の極意を、項目読み切り式で凝縮して解説します。
「失敗した人こそ英雄」
「選ぶなら、好き嫌いで選ぶ」
「3位を狙え」
「お客様の意見をいくら聞いてもお客様は買わない」
「ダブルブッキングも使いよう」
「上を下げずに、下を上げる」
など、日本人にはすぐに理解できないような行動・考え方には、すべて合理的な理由があります。
異国に身を置き、絶対に失敗できない状況のなか、人間心理を知り尽くす華僑だからこそ言える、失敗しようにも、しようのない起業成功の法則と秘密を大公開します!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あまね
19
『生き馬の目を抜く』とは、こういうことを言うんでしょうね。読書ブログをザッピングしていたら、著者の本が目に留まって図書館で借りてみました。書いてあることはなかなか面白く、起業するなら20代、遅くても30代なんだろうなぁとも思いました。私は起業からほど遠いところにいますが、生きる上で参考になることが多くあったので『よし!』とします。2016/12/01
おおたん
15
未登録ながら再読本。この時からの教えは「後院失火」と「自然に沿えば成功」と「特徴ではなくメリットを伝える」。華僑の起業に必要なマインドを端的に説明してくれています。起業予定の方は、読んでおいても損はないと思います。◆知識=お金、利益◆貧乏な時こそ人に使ってもらう◆アイデア、お金、作業をする人◆今ないものが欲しい・今あるものを失いたくない◆上手くいっていることを買えない◆覚悟「悟りを覚える」◆上を下げずに下を上げる◆なんでも利用価値があると割り切れば悪口を言うのも馬鹿らしい◆寛容→だから自分の出番がある2023/10/29
ゆう
13
筆者が起業時代に華僑の「ボス」から学んだビジネスメソッド。実践によって血の通った真の知識だと思う。特に印象的なのは、トライアングル経営という考え方。ビジネスの基本は、資本と知本(知識)とをいかに結ぶかということにある。「アイデアを出す人」「お金を出す人」「作業をする人」の力関係をバランス良く保つことが、そのビジネスを健全に維持する秘訣だ。陥りがちな誤りは、これらの役割を誰かが兼務すること。結局、他人の力を効果的に使える者だけが、大きな成功を手にできる。他にも学べることは多く、華僑流経営の奥深さを感じた。2023/08/26
さっちも
12
欧米とも日本とも、まるで違う華僑の成功術。自分で商売をはじめたい人には一読に値する。2022/11/10
ルル
10
上を下げず下を上げる^^華僑、人心掌握術でしょうか2015/10/31
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