内容説明
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ADHD、自閉症やアスペルガー症候群の子ども本人やご家族、学校の先生、まわりの子どもたちのために、障害の困難と特別支援教育のコツをわかりやすく示したカラー絵本。英・米で英語版も刊行。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keith
29
読友さんのおススメ本。特別なやり方が必要な子どもたちへの接し方を、カエルのイラストでわかりやすく説明している。確かにこれを見れば、配慮すべき点がよく分かるが、この問題の難しいところは、その子どもが障害を持っているかどうか一見しただけでは分かりにくいところではないかな。それが故になかなか理解が進まず、このような子どもたちは生きにくさを抱えているんだと思う。目が不自由な人に、自分の努力で見えるようにしろとは誰も要求しないように、発達障害の子どもだけに努力を求めることは適切でないという著者の言葉は重いと思った。2015/06/05
べるめーる
23
絵や図解を多用し、平易な言葉で発達障害の内容や支援の仕方を説明している。カエルのキャラクターを用いているのでソフトな印象にはなるが、発達障害のある子どもが自分のことと照らし合わせて読むのには混乱を生じるだろう。保護者や支援する側の人間の入門書として扱うのがベター。最後にある医学解説は、10年以上前のものではあるが、まとまっていてわかりやすい。2014/03/13
かおりんご
21
絵本。LDの本からつながった一冊。発達障害を分かりやすくカエルにたとえて紹介。読み聞かせるには少し難しい気もするが、1人読みなら良さそう。いろんな子がいるという認識はもてそう。この手の本が増えればいいなと思う。2022/02/01
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
13
発達障害についてはまだまだ勉強不足の私にはとても役立ちました。図解も多く、分かり易い言葉で書かれているので、入門書としていいと思います。発達障害や支援が必要な子供たちに関わる人だけでなく、皆が理解して住みやすい世の中になったらと思う。2015/04/26
ヒラP@ehon.gohon
12
分かりやすくカエルさんに登場してもらったのに、かえって難しい本になってしまった感じ、解説部分に絵がほしかった。2019/10/12