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内容説明
思想家にして武道家のウチダ先生と、元神戸製鋼ラグビー部選手・元日本代表の平尾剛氏が身体論をめぐって意気投合。スポーツ嫌いの子どもが増える理由や筋トレの有効性、勝敗や数値では測れないカラダの魅力と潜在力について語り尽くす。読みごたえ十分の文庫版オリジナル特別対談「進化する身体論」も収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
37
ランキングやタイム偏重のスポーツではなく、身体的な感覚を通じて本当に楽しいからだの動かし方を伝えるスポーツを、というウチダ先生の主張に深く首肯した。点数化できない部分での評価はとても難しい。けれど、もともと人間は点数で序列化できる存在ではない。憧れの平尾先生にお会いできてコーフン気味のウチダ先生というのも貴重。2015/04/20
sabosashi
10
いまさら口にするのもおこがましいが、わたしたちは日々、自らの身体と向き合って生きている。時としてそんなことにおかまいなしにみえる人たちがいるようにもみえるが。 かつて、仕事場の隣の体育館にて体操の講習に通っていたことがある(無料)。からだを隅々まで動かしていく。プラクティスの励行。身体能力が向上してゆくのに気がつく。マットでの空中回転ができるまでになった。もともと身体はやわらかいほうである。 体操とランニングは対になる。はげしく走り、熱いシャワーを浴びる。2019/08/06
袖崎いたる
7
「残像だ…(キメッ)」の意味を知るのにいいです。読後に身体が愛おしくなる一冊。2018/03/30
みけのすずね
7
何かの感覚を研ぎ澄ませて鍛えている人の言葉は説得力がある。ミラーニューロンで背面キャッチ、時間をフライングする能力の開発、敵を作らず場の主宰者になる、集団で一つの身体共同体をつくる、他人の技を批評しても自分はうまくならない、数値化されない身体能力向上の喜び、同じペースでゆっくり長く続けて、身体運用OSを書き換える、気持ちがわるいがわかる身体感受性…身体が今よりしなやかに動いていくよう意識していきたい。2017/05/03
yuzyuz_k
7
面白く読めました。 身体動かすの苦手、好きではないなと言う方には、動き出したくなるわけではないと思いますが、是非読んで貰いたいです。 私は昔からラグビー好きなので、興味増しました。 先日、亡くなられた平尾誠二さんも、話に出て来てなんとなく、ジーンともきてしまいました。2016/11/16