社会システム論と法の歴史と現在 - ルーマン・シンポジウム

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社会システム論と法の歴史と現在 - ルーマン・シンポジウム

  • 著者名:河上倫逸【編】
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • 未來社(2015/07発売)
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  • ISBN:9784624011024

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内容説明

現代ドイツ思想界をハーバーマスとともに二分するルーマンを迎えての88年シンポジウムの全記録。70年代~80年代へかけての思想の生成変化を示す。

目次

編者まえがき(河上倫逸)

Ⅰ 社会システム論と法の歴史
 主催者挨拶(京都大学法学部西洋法制史研究室)
 基調報告〈法の歴史とパラドックス〉(N・ルーマン)
 対論
  法の自己言及性(棚瀬孝雄)
  ドイツ国家学の隘路の社会学的突破(今井弘道)
  ルーマン法理論をめぐって(岩倉正博)

Ⅱ 社会システム論と法の現在
 基調報告〈社会システムとしての法〉(N・ルーマン)
 対論
  社会システム論と自己組織性(今田高俊)
  ルーマンと意味生成の問題(中岡成文)
  思想と概念(土方昭)
 補充討論(若手研究者エクストラ・セッション)

Ⅲ ルーマン 現代を語る(京都新聞公開シンポジウム)
 講演〈社会システム論の現在〉(N・ルーマン)
 現代思想をめぐって(朝日新聞インタビュー)(N・ルーマン/西島建男)

Ⅳ 法史と社会システム論(N・ルーマン/河上倫逸)

Ⅴ 付録
 第一日目討議資料
  所有権の起源とその正統性――歴史的概観(N・ルーマン〔青山治城訳〕)
  第三の問い――法および法史におけるパラドックスの創造的活用(N・ルーマン〔馬場靖雄訳〕)
 第二日目討議資料
  社会システムとしての法(N・ルーマン〔河上倫逸訳〕)
 第三日目討議資料
  ドイツ的ポスト・モダン論に抗して――ニクラス・ルーマン教授批判(清水多吉)