思想学事始め - 戦後社会科学形成史の一断面

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思想学事始め - 戦後社会科学形成史の一断面

  • 著者名:田中浩
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  • 未來社(2015/07発売)
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  • ISBN:9784624301040

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内容説明

ホッブズ、カール・シュミット、長谷川如是閑を軸に西欧と日本の政治思想を縦横に研究し、翻訳もふくめて膨大な業績を残してきた著者の、半世紀を超える思想史研究者としての知的自伝。幼年期から陸軍経理学校を経て大学教師、政治思想史家となり、筑波大学闘争をはじめ、丸山眞男、藤田省三ら社会科学系の多数の著名学者との出会い、研究会等をつうじての学問交流、交遊を記録した、戦後思想のユニークな裏面史。

目次

はじめに――「世界の歴史」と「自分の歴史」(如是閑)

第一部 敗戦から「哲学」専攻をめざすまで――「玉音放送」・「東亜連盟」・「旧制高校時代」
 第一章 敗戦の日から帰郷まで
 第二章 「東亜連盟」運動から「旧制佐高」(文科乙類)入学まで
 第三章 旧制高校から「哲学」専攻を定(き)めるまで
 第四章 ホッブズ研究をめざして

第二部 近代政治思想研究の歩み――ホッブズ・シュミット・如是閑
 はじめに
 第一章 研究の時代区分(総論)
 第二章 トマス・ホッブズ研究について
 第三章 カール・シュミット研究
 第四章 如是閑研究について

第三部 現代史研究――世界と日本――へ向けて