文春新書<br> 誰も「戦後」を覚えていない [昭和20年代後半篇]

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文春新書
誰も「戦後」を覚えていない [昭和20年代後半篇]

  • 著者名:鴨下信一
  • 価格 ¥815(本体¥741)
  • 文藝春秋(2015/07発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166605477

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内容説明

1950年から54年。現在の日本を決めた戦後の最重要期を日本人は忘れている

朝鮮戦争。進駐軍。暴力衝動。性の開放。歌舞伎、寄席、相撲の復活。ハードボイルド小説の上陸。凶悪犯罪。不可解な激動の時代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おらひらお

4
2006年初版。親が生まれたころの日本の世相を読み解いています。この時代に次の時代への種がまかれていると著者は指摘しています。それにしても事故や災害での死者の数が多いですね。2012/05/08

koishikawa85

3
最初の本も読んだはずだが覚えていない。こちらはこちら大変面白かった。朝鮮戦争について、ほとんど語られていないという話にはっとした。脱走した米兵による殺人は全く報じられなかった。皆何かイライラしていた時代だったという。2023/11/06

元気伊勢子

3
朝鮮戦争のことを、殆ど知らなかった。GHQに、歌舞伎好きの人が、いたことも初めて知った。歴史は、とても面白い。2020/08/09

kokada_jnet

2
同時代を生きた人ならではの文化論・世相論で面白いが。歌舞伎についての章でパワーズを無条件に褒めたり。ポケミスのハードボイルド文体の影響を論じた章で「馬塲啓一が重要なミステリ・エッセイスト」とか。誤誘導も多い。2013/12/01

雲をみるひと

1
昭和20年代後半の出来事やトレンドを纏めた本。項目毎の傾向はわかりやすく纏められてはいるので、当時を知ってる世代にとっては懐メロ的な楽しみは出来るのだろうが、当時を知らない世代にはあまりピンとこない内容な気がする。2018/05/24

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