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内容説明
「りびんぐゲーム」「結婚しようよ」「ルナハイツ」「ちゃんと描いてますからっ！」・・・多数の代表作を持つ読切の名手・星里もちるが20年にわたり描き続けた、珠玉の名作を集めた短編集がここに…星里もちるワールド、ここに極まれり！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文花
14
1992年から2008年の16年間の間に描かれた作品を纏めたもの。「星里もちる」といえば、小学舘時代は、まるでトレンディドラマのような作品を描く方でした。「パパと呼ばれたい」と、「スイーツメモリーズ」がお気に入り。しかし……表紙のお姉さんは、いったい誰なんだ？w2015/03/21
こたた
8
『りびんぐゲーム』で跳ね、その後も名作を著し、ずっと期待されている。いまや大御所。本短編集では、社会派というわけではないが、社会背景から生じる物語を昔から大事に描いてきたのだと、あらためて確認させていただいた。漫画の可能性を模索し獲得してきた前衛作家的な面も隠し持つ。内なる技術の高さが角張らずに滲み出る作風は漫画界に一城を築いている。これからも星里もちるの人物に会いたいと願わずにはいられない。 ビッグセールスにならない作風かもしれないけど、心に残る作風。読者の心を育ててきたと思う。次の傑作待ってます。2013/09/12
ぐうぐう
8
２０年に渡り描かれた短編をまとめて読むと、つくづく星里もちるの作品とは、くすぐりのおもしろさで読ませる漫画なのだということがわかる。特に短編において、それは際立つ。正直、ストーリーとしては古典的なステレオタイプの展開であるにも関わらず、それがどこか現代的なムードを漂わせているのは、星里のくすぐりが現代的センスとタイミングによってストーリーに挿入されているからに他ならない。そこに楽しみを見い出せる者は、星里もちるの幸福な読者となるだろう。2013/02/10
kei@名古屋
7
全部がらしい作品です。この人のはたまに読みたくなるなぁ2013/08/16
参謀
2
短編集です。前半は子供が主人公の作品が多く、後半は社会人が主人公で絵柄が古いなと思ったら、最初と最後の作品で10年以上の時間を経ているようです。そりゃ絵柄も変わりますよ。でも相変わらずなもちる画の物語でした。2013/08/27
