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内容説明
「わたし、カッパみつけたほうと結婚してもいい」―――幼い日の約束を胸に、カッパの里・岩手県遠野(とおの)へと向かったリカ、リュータ、邦彦の3人。楽しい夏の日は、やがてくる別れの季節を予感するかのようにやさしく過ぎてゆき…。表代作ほか、青春傑作短編「愛してる」「四月にはレンゲ畑」「口笛吹いて」を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
3
「わたし、カッパみつけたほうと結婚してもいい」幼馴染みのリカ、リュータ、邦彦の3人は幼い頃から探していたカッパを求め、ついに岩手県遠野までやって来た。子供の頃と同じように無邪気なままのリュータと、何故か乗り気のリカに半ば引きずられるように遠野へと来てしまった邦彦。彼ら3人がそこで出会ったものとは!?2013/08/07
ヴァンさん@NEWマンガ雑誌の読書会
2
なんて遅咲きの漫画家さんなんでしょう、この方は。自分の絵と自分の表現が見つかって、本当によかったね、という感じです。全部『STAY』の番外編なのかと思ったら、90年代の作品もあって、結果的によい誤算になったかな。個人的にはより最近の方が好きですが、作者の根本的なものはずっと変わっていないと思います。2010/07/27
福猫
1
『わたし、カッパを見つけたほうと結婚する』3人が幼い頃、リカが口にした言葉。『ふふふっ』となる笑いの感覚を盛り込みながらも、最後にはせつない結末が待っている。西さんを不動の人気者にしたこのシリーズ。良いよネ。やっぱ。2006/07/25
dok_kow
1
STAYシリーズはこの本だけ持ってなくて、最近ようやく見つけたので買いました。期せずして初期、中期、最近の西作品がいっぺんに読める一冊。初期「口笛吹いて」のとんがり具合、中期「四月にはレンゲ畑」の丸っぽい絵柄への変更と少し一般的なおはなし、それを経由した表題作の、繊細な思春期を「今」のまま描き止める安定感。初期のとんがった感じをそのままに、ずっとその表現方法と戦ってきた作家さんだと思います。そして関西弁の彼にそんなオチがあったとは。1作抜けてたのでこの衝撃は凄かったです2010/09/11
萩
1
切ない恋の話が多い。カッパの話も写真の話も切ない…。それにしても、男ふたり女ひとりの幼なじみ三人組の恋はいつの時代も揺らぎない切なさ。2010/07/30
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