flowers コミックス 帰ってきたサチコさん

著者名：朔ユキ蔵【著】

小学館（2015/07発売）

• ISBN：9784091670670

内容説明

『ハクバノ王子サマ』『お慕い申し上げます』の朔ユキ蔵最新刊。予想外の展開とラストに衝撃が押し寄せる表題作ほか、さまざまなキャラクターや状況の「別れと再会」をテーマにした感動の短編集。

○収録作品
70年の時を越え、現代に戻ってきたサチコ。10年間暮らした過去との絆を鮮やかに描いた『帰ってきたサチコさん』、幼い頃の荒唐無稽な思い出が蘇る『かりそめ』、引退したアイドルへ憧れ続けた少女の半生『走れみつる』、国を捨てた父と残された者の思い『心ここにあらざれば』、ベストセラー小説と弟の最後の言葉『劇的』の5作品を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みー]

漫画。短編集。どのお話もよかった～。どれも「死」が関係していているからか・・必ずしもすべてがハッピーエンドではない。表題作、もっとじっくりと読みたかったな~、短編ではもったいないって位、私は一番、心に残った。

2016/01/22

[ちはや]

短篇集。表題作はデヴロー作品みたいだったな。もう少し読みたかった。劇的はうまくまとまってた。

2015/07/15

[さくや]

電子書籍で読破。タイムスリップもので“現代に帰ってきてから”を描くという着眼点とその結末に成る程！と思いました。サチコさんのその後が気になる。。切ないけれど、どうか幸せにと願わずにはいられません。表題作以外にも、『かりそめ』のラストシーンがとても素敵で。初めて読んだ作家さんでしたが（名前は知ってました）他の本も読んでみたい！

2015/07/12

[参謀]

【別れと再会】をテーマにした短編集。過去で10年間暮らし、70年の時を越え、現代に戻ってきた『帰ってきたサチコさん』、3つの願い事『かりそめ』、引退したアイドルとそれに憧れ続けた少女『走れみつる』、国を捨てた父と残された姫の国の統治『心ここにあらざれば』、ベストセラー小説と弟の死『劇的』の5作品を収録。それほど印象に残るものはなく、過去の作品を少し設定変更して短編に作り替えたという印象が拭えなかったです。この作者は長編の方が向いていると思います。

2015/12/09

[ひかる]

どの話も素晴らしかったですが、表題作と「劇的」が特に印象的でした。やっぱりこの作者さんの漫画は良いなあ。

2015/07/03