内容説明
ルドン、ゴッホ、セザンヌ、ピカソなど、近代以降のヨーロッパ美術の展開のなかで、幻視と造形の矛盾する志向を乗りこえていった芸術家たちの表現の劇。美的近代へのレクイエム。
目次
Ⅰ
古代ギリシアから近代絵画までの空間表現――「西洋の美術」展を観て
精神と形式の交感
Ⅱ
二人の風景画家――ターナーとフリードリッヒ
ルノワールと生命の神話
ドガとロートレック
ルドン
ゴッホ
ゴーギャン
ロートレック
カンディンスキー
「純粋なリアリズム」を求めて――モンドリアンの人と作品
ピカソ
モディリアーニ
魂の透視力
日常の脅威――意識の陰から
カミーユ・クローデル
人間発見のよろこび――デュビュッフェの石版画集「物質と記憶」
ビュッフェの版画をめぐって――戦後状況と重層した天才の刻苦と復権
再会フンデルトヴァッサー――『全版画作品』によせて
バルテュス論
ポール・デルヴォー
都市の風景十選
近代美術点描
天才画家を愛した女性たち――その愛と芸術と生活
ロダンとモデル
現代フランスの美術家たち
Ⅲ
絵画と文学の交差点
詩と絵画
ルドンと文学
シュルレアリスムと文学
想像力と接近運動――ヒュー・トマス「ゴヤ 1808年5月3日」
カンディンスキーとシェーンベルク
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