赤い髪のミウ

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赤い髪のミウ

  • 著者名:末吉暁子【著】/平澤朋子【絵】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2015/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062163781

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内容説明

不登校の僕は小6の春、「神が宿る島」にやって来た――。神秘の島を舞台に悩みを抱える子どもたちの成長と再生を描いた感動作!いじめを受けて不登校だった航は、小学6年生の春から「神が宿る」という沖縄の離島にある施設で新たな生活を始めた。そこで、ミウという赤い髪の少女に出会い、次々に不思議な体験をする!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カバン

5
母親の車を運転する小学生という現実離れした問題児の少年が、離島で出会った少女を通じて本来の自分を取り戻していく。大人には引っかかる部分も多いが、子供は気にならないのかも。2016/06/27

けんとまん1007

4
やっぱり、沖縄はいいわ。そんな風を感じることができた。ミウが象徴しているものは何だろう?と深読みしてしまう。もしかすると、こころ・・・いや、魂とでも言えばいいのかな。人が本来持っている魂の現れたものというか、守護霊でもないし、大地かもしれない。そんないろんなことを思うが、物語を通して思ったのは、人は余計な殻を脱ぎ捨てることができるかどうかで、生き方が変わるんだろうなということ。それを助けてくれるのがミウかもしれない。2011/06/05

バジルの葉っぱ

4
主人公の航は年齢のわりにひね過ぎた(?)感じがして、なんとなく感情移入できないまま終わってしまったが、ミウの自由なところは好きだった。航が、島のキジムナーや神などただの迷信だと思っていたものに対し目を開き心を向けた時はじめて、キジムナーのヒジの姿が見えた、というところに妙に感動してしまった。人智をこえた何かはやっぱりあるのです。人間は、思いあがってはいけないですね。2010/09/22

杏子

3
確かに、主人公の少年、航の性格や過去の設定には違和感を感じないこともなかったが… 小学六年で無免許で環七をぶっ飛ばすとか、中学生に唆されたとはいえ、タバコを万引きして一緒に吸うとか、低学年の子にも影響をあたえてて…とか、えぇーっと思ったけど、都会の方じゃそういうのもありなのかな?わからないけど。沖縄の自然とか、見えないものがいて島を守ってくれてるとか、そういうところはよかった。ミウは、よかったよー。展開は読めたけど。2010/08/26

鳩羽

3
内面を見ている限り、無免許運転をしたり万引きしてタバコを吸うように見えない小学六年生の主人公・航。大人しそうにみえるのに刃物を振り回して妹を傷つけたこともあるという過去の設定と、現在の航の視点との不一致感がすごい。児童虐待も離婚も情報だけという感じで、今日日これくらいの設定でないと児童書もドラマ性を感じてもらえないのかしらとか余計なことを考えてしまいました。話は沖縄の自然が風景が楽しそうで面白かった。2010/08/19

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