内容説明
いまある状態が、すべてではない。ものごとを変える、変えることができる、という意志と希望を失ったそのときに、教育は、被教育者にたいする非人間化の、抑圧と馴化の行為の手段になっていく。教育思想家フレイレの晩年の主著。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よきし
6
読書会をやるのでそれにむけて再読。 『被抑圧者の教育学』を自ら解説した一冊であり、彼の背景やその後の批判に答える形になっていて読み返す度にいろいろ学びがある著作。「希望」というものがなければ社会をよくしていくことなど出来ないというのはまさにその通りで、冷笑主義をセクト主義と同様に厳しく批判しているのもよい。新自由主義的労働搾取と大学の専門学校化的状況についてもこの時点で痛烈に批判している。フレイレはいまこそ必要とされている一冊だと思う。2022/01/15
鯨船
3
「教育実践というのはね、一種の精神分析なのですね。歴史的で社会的で、文化的で政治的な、一種の精神分析」というフロムの言葉が興味深かった。2015/01/25
陽香
1
太郎次郎社0111202011/02/05
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