TO文庫<br> 世界でたった一人の君へ

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TO文庫
世界でたった一人の君へ

  • ISBN:9784864722902

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内容説明

―僕は君を殺したい―私は君に殺されたい 決して登録してはいけない闇サイトから全ては始まった……。究極の愛が試される純愛サスペンス!【あらすじ】いつか人を殺してみたいと考えている高校生・一馬(かずま)は、軽い気持ちでネットの「殺人講座」に加入する。それは様々な殺害方法を学ぶ闇サイト。だが、受講したが最後、次々とエスカレートする課題から逃れられなくなる。そして、一馬の前に現れた少女が告げた。「ねぇ、私を殺して」。二人の出会いは秘められた過去を暴き、狂気の純愛へと加速してゆく。思春期特有の「死」への憧れを鮮烈に綴る、衝撃のラブストーリー。【文庫書き下ろし】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆんこ姐さん@文豪かぶれなう

9
うーん、乙一目指してがんばったのかな?まだまだ稚拙。出版社としてももう少しレベル高いものを出して欲しいと感じた一冊。 人を殺して見たいと思う僕は、ネットで出会った殺人講座を受講するが、テキストが送られてくるたびび、びっていく。その内、殺してくれると約束した、と謎の少女が現れる。 登場人物に共感できず、動物を殺すシーンもあっさりしすぎ。謎の少女との関係が判明するところははミステリーなのかもしれないが伏線がなくてフーン手感じ。表紙もあんまり中身とあってないな。アラが目立つ本だった。もう少しがんばって欲しい。2014/09/10

ゆうき。

5
描写が生々しかったな~いやまじ猫は駄目だよ猫は…もう本当よく読みきったな~なんか達成感。2017/02/19

シズク

4
初TO文庫。このノリはガガガか星海社にもありそうな感じ。素質ある者に手頃な辺りから始めさせ人を殺すことのハードルを徐々に下げていくのと同時に脅迫観念を植え付けて止められないようにする流れがとても危うげ。生まれながらの狂人じゃないからか感情真っ二つで苦しんでいるし歪んだ切っ掛けもありえそうだけど無難なところに落ち着いちゃったなという印象がついた。ショックを受けて歪んじゃったが狂えなかったといったところ。もっと狂気なオチがほしかった。2014/08/31

優亜

3
「究極の愛が試されるピュア・ラブストーリー!」帯の煽りに苦言を呈したい。かわいい表紙から自分で思い描いていた内容とはずいぶん違いがありました。 嫌悪感を催す描写は随一。読みながら少し嘔吐感を覚えた作品。いわゆる「黒幕」も普通に読み進めていけばわかるかと。後半、もう少し予想外な展開が欲しかったです。2014/12/08

綺羅

0
リアルにスクールカウンセラーのような否定ではなく肯定を返してくれるような人がいたら救われる人も多いんだろうな・・・(人の言うことこと否定するカウンセリングの先生多い=理解してくれない先生が多いってことだろーからなー)

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