- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
漫画全集未収録作品! ゼペットさんが作ったあやつり人形のピノキオは、青い妖精に命をもらい自由に動けるようになる。勇敢で正直な優しい子になれば人間になれるが、無邪気なピノキオは、だまされてあやつり人形小屋に売りとばされたり、なまけ者の子どもをロバに変えてしまう夢の国へ連れていかれてしまう。はたして、ピノキオは人間になることができるのか!? 手塚治虫が渾身の思いで描き下ろしたオリジナル作品。「鉄腕アトム」のモチーフになったともいわれる幻の作品が、カラーつきで堂々登場!<手塚治虫漫画全集収録巻数>・未収録 <初出掲載>・『ピノキオ』 1952年6月1日 東光堂(描き下ろし単行本)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
剛腕伝説
13
昭和27年に描かれた、手塚治虫版【ピノキオ】。コマ割りが小さく、台詞が多いので、とても読み辛い。でも約70年前にこんな完成度の高い絵を描いていたのは驚き。流石、天才・手塚治虫。 2022/08/07
ふろんた2.0
8
手塚治虫版「ピノキオ」。ピノキオ少年は好き勝手やってます。手塚治虫らしさは少なめかな。2014/10/14
ホームズ
3
手塚治虫文庫全集の第1回配本。版権にうるさいディズニーがよくこの本の出版を許可したな~(笑)基本的にはディズニーの『ピノキオ』と内容は同じだけど所々手塚治虫な感じが出ているのが良いですね(笑)2009/10/10
いと
2
☆☆☆☆2019/07/14
○○○ ○○
1
ディズニー版と比較するとピノキオが自分の腕に火をつける、首吊りに遭う、バラバラにぶっ壊れる、こっちがドン引きするぐらい物質性丸出しで素晴らしい。ディズニー版があくまで悪い子がよい子になる物語だったとすれば、手塚版は人間じゃないモノ、動物、子供を全部イコールでつないだ上でまとめて人間にしてしまう物語であって、しかもそれはまさにピノキオが人間として何かが欠けているからこそ可能になる話なのだ。あとラスト、人間になったピノキオの表情とか生足がエロ過ぎ2015/01/09