ハーレクイン 涙の婚約指輪

著者名：サラ・クレイヴン【著者名】/高木晶子【翻訳者名】

ハーレクイン（2015/06発売）

• ISBN：9784596118660

内容説明

頬に傷跡が走る厳しい雇い主、彼が提案した見せかけの結婚とは？■チェシーの父は事業に失敗し、罪に問われたまま急死した。何不自由なく幸せに育った大きな館は人手に渡り、彼女は館の新しい持ち主に、家政婦兼秘書として雇われた。その雇い主マイルズは、かつて著名なジャーナリストだったが、危険な場所の取材で九死に一生を得、顔にも体にも傷を負っていた。今はミステリー作家としてベストセラーを次々に出している。チェシーは、使用人用の棟に住まわせてもらいながらマイルズのもとで働くことにも、ようやく慣れてきたと感じていた。そんなとき、初恋の人が帰ってくるという知らせを聞き、チェシーの心は激しくかき乱された。さらに同じ日、彼女はマイルズから、思いもかけない結婚の提案を受ける。その日を境に、チェシーの運命は急転回しはじめた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぽしょ]

ヒーローが普通に求愛しなかったのは、怪我の負い目からかな…。ヒーローの抑えられた想いがよかったです。ヒロイン妹の若さゆえの思い上がりと愚かさは恥ずかしいですね。

2012/02/26

[てん・ゆう]

若さゆえの強情発言が比較的少な目ヒロインなのと、ライバル女が実際にはいないので再読率高い一冊。手術成功して良かった。

[こえん]

ヒロインの元ボーイフレンドの継母がすんごく嫌な女だった～あそこまでいくと見事かも。感情を抑えることを知ってるヒロインでいつもより思い込みも激しくなかったので読みやすかった。エピローグがない終わり方も良かった。

2009/10/17