未来が見えなくなったとき、僕たちは何を語ればいいのだろう ――震災後日本の「コミュニティ再生」への挑戦

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未来が見えなくなったとき、僕たちは何を語ればいいのだろう ――震災後日本の「コミュニティ再生」への挑戦

  • ISBN:9784862761866

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内容説明

<p>答えはいつも自分たちの中にある。
2011年の東日本大震災。混乱のさなかに日本を訪れ、人々とともに未来のための「対話」を始めた著者。いま何が必要なのか。何ができるのか。自分たちが本当に望むことは何なのか。問いと対話のプロセスを通して、ごく普通の人たちが、立ち上がり、ともに行動し始める。それは、それぞれの「幸せ」を問い直すことでもあった――。草の根の変革を支援してきたファシリテーターが、日本での物語と対話の手法を情熱をこめて綴る。望む未来を自分たちで創るための道標となる一冊。</p>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

11
熊本地震から1ヶ月。この時期に読むべきにして、読んだ。本著は東日本大震災に取り組んだボブ・スティルガーのコミュニティ再生の記録。その再生のヒントと実践が書かれており、勇気がわいた。オールド・ノーマル焼失後の復活の鍵は、あるものから始めるコミュニティ再生が、ニューストーリーを形作っていく。そう、信じる。2016/05/14

ゆーや

4
2015年55冊目。自社本のため割愛2015/06/07

ただ

1
半年前に読んで、何かグッと来る本でしたので再読しました。この本で語られていることは、社会変容の物語ですが、例えばもっと個人的な悩み事にも落とし込めるのではと思いました。書かれている内容の後半は、対話を行う手法についてだったので、再読でしたがまだ難しく感じました。意図した訳でなく、気が付けばもうすぐ3.11から5年が経ちます。このタイミングで再読したのも何かの縁か、震災や復興について意識を向けてみる良い機会だと感じます。2016/03/06

おせきはん

1
社会変革ファシリテーターとして東日本大震災の被災地の方々に寄り添ってきたボブ・スティルガー氏が、日本での活動や、コミュニティ再生のための対話法を述べています。対話を通じて、ファシリテーターが一つひとつの社会問題を解決するのではなく社会の構成員が自分たち自身で社会問題を継続的に解決していけるリーダーシップを育成し、各自が、ないものではなく、あるものに焦点を当てることで自分たちの持っているものに気づいてから社会が変わる様子が、理論、事例を交えて具体的に解説されており、仕事の参考にもなりました。2015/07/19

tetekoguma

0
アートオブホスティングなど対話の手法によるコミュニティ再生を実践するボブ・スティルガーさんの311の際の活動の記録と他のエッセイを収録しています。私のイノベーションやOD関連でのお知り合いがたくさん登場します。対話が重要なのは遠い昔からなのでしょう。社会の転換期に新しい世の中をつくるために人と人とのつながりを作り直すという考え方は当たり前なのでしょうが、なにか忘れていた大切なことを思い出すような感じがありました。2022/11/12

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