ブルーバックス<br> インフルエンザ パンデミック 新型ウイルスの謎に迫る

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ブルーバックス
インフルエンザ パンデミック 新型ウイルスの謎に迫る

  • ISBN:9784062576475

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内容説明

2009年に執筆された本ですが、内容は全く色あせておらず、むしろ、コロナと対峙する際に、参考になることが多数見つかります。パンデミックというと未知なる体験のように思われがちですが、人類は、1918年のスペイン風邪や2009年の新型インフルエンザなどを既に経験しているので、その時の歴史を学び、経験を生かすべきです。

この書籍の中で、
1. 新型ウイルスの何が怖いのか
2. どのように変異が生まれるのか
3. どの程度PCR検査をするべきなのか
4. 感染者数に一喜一憂するな

などの、現在私たちが直面している問題の解決策につながる洞察が深く掘り下げられています。

【本書に関する参考ブログ】 http://www.kenjikabashima.com/
京大医学部の椛島先生のブログです。

ロベルト・コッホ賞を受賞したインフルエンザの世界的権威が書いた衝撃の科学ミステリー。変幻自在なインフルエンザウイルスの謎に迫る! 21世紀初のパンデミック(世界的大流行)が突如発生、ウイルスは瞬く間に世界に伝播した。はたして新型ウイルスは、人類を脅かす存在なのか。ロベルト・コッホ賞を受賞した世界的権威らが、最新の研究成果をもとに、インフルエンザウイルスにまつわるさまざまなミステリーを解き明かす。

第1章 パンデミック発生
「新型」の何が怖いのか
ウイルス学の基本をおさえる ほか
第2章 インフルエンザウイルスはどのように感染するのか
インフルエンザウイルスの発見
電子顕微鏡が映し出したウイルスの正体 ほか
第3章 「種の壁」を超えた感染はなぜ起きるのか?
人獣共通感染症としてのインフルエンザ
「変異」はこうして起きる ほか
第4章 ウイルスの病原性が突然高まるのはなぜか?
第5章 H5N1亜型ウイルスがパンデミックを起こす可能性はあるのか
第6章 スペイン風邪は、なぜ史上最悪の被害をもたらしたのか?
第7章 ワクチン接種で感染を予防できるのか
第8章 抗ウイルス薬は感染拡大を食い止められるのか
第9章 新型ウイルスは、人類を脅かす存在なのか?
疑問1 どのようにして新型インフルエンザウイルスが誕生したのか
疑問2 H1N1亜型のウイルスにもかかわらず、パンデミックを起こしたのはなぜか
疑問3 これから新型インフルエンザは大流行するのか
疑問4 季節性インフルエンザと何が違うのか
疑問5 病原性が高まることはないのか
疑問6「六〇歳以上の人には新型ウイルスに対する免疫がある」は本当か
疑問7 新型インフルエンザに抗インフルエンザ薬やワクチンは有効か

目次

第1章 パンデミック発生!
第2章 インフルエンザウイルスはどのように感染するのか?
第3章 「種の壁」を越えた感染はなぜ起きるのか?
第4章 ウイルスの病原性が突如強まるのはなぜか?
第5章 H5N1亜型ウイルスがパンデミックを起こす可能性はあるのか?
第6章 スペイン風邪は、なぜ史上最悪の被害をもたらしたのか?
第7章 ワクチン接種で感染を予防できるか?
第8章 抗インフルエンザ薬は感染拡大を食い止められるのか?
第9章 新型ウイルスは、人類を脅かす存在なのか?
あとがき

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

18
#感想歌 大流行 pandemicに左右され着実対策段階規定 鳥と豚インフルエンザが種を超えて感染分析RNAを カタカナ語意味不明だし恐怖心あおるだけだし厳密定義 想定外事態に対応医獣医薬衛生水道法政経済2017/09/18

calaf

12
季節性のインフルエンザと新型インフルエンザとは、全く別物のようです。という事は分かったのですが、どこがどう違うのか、今ひとつ分かったような分からないような... (大汗) しかしともかく、それほどパニックに陥る必要はない物の、油断は大敵なようです。2012/05/22

中島直人

11
(図書館)ウイルスについて、インフルエンザについて、読み易くて、かる凄く良く分かる。幸い10年間、パンデミックは起こっていないが、いつ起きてもおかしくないことに戦慄する。2019/07/01

minoguchi

5
文字通り「流行りモノ」なので読んでみた・・・というのは悪い冗談か。仕組みが(すべてではないにしろ)解明されてもウィルスとの戦いはそう簡単には終わりそうもないけれど、一方でこんな精緻なメカニズムで機能するウィルスというモノ(そして、それを解き明かしてきた人知)には改めて感嘆。もちろん「過剰反応をする必要はないが、警戒は怠るべきではない」ということもね。2009/09/25

takao

3
ふむ2022/10/25

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