危機における人間と学問 - マージナル・マンの理論とウェーバー像の変貌

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危機における人間と学問 - マージナル・マンの理論とウェーバー像の変貌

  • 著者名:折原浩
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • 未來社(2015/06発売)
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  • ISBN:9784624010218

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内容説明

マージナル・マン概念の彫琢と、その視点からのウェーバー読解。時代の境界領域で追究される学問の意義、知識人の役割とは。

目次

第一部 マージナル・マンの理論ならびにその周辺
 一 アノミー
 二 マージナル・マン――その立場と可能性の問題をめぐるノート
 三 信念体系と疎外の問題
 四 デュルケーム社会学の「保守主義」的性格――『社会主義論』を手がかりとする知識社会学的考察のノート
 付録 一社会学者からみた外国文学研究――「マージナル・マン」論の一展開として

第二部 マックス・ウェーバー論――「マージナル・マン」論の視点から
 五 マックス・ウェーバーにおける「近代人」および「マージナル・マン・インテリゲンツィヤ」の問題
 六 マージナル・マンとしてのマックス・ウェーバー――初期生活史の分析
 七 マックス・ウェーバーと辺境革命の問題
 八 インテレクトゥアリスムスと「合理化」
 九 西ヨーロッパ思想史上におけるウェーバーの位置と、われわれがウェーバー社会学を学ぶことの意義について――R・ベンディックスの解釈に対する批判的対決

第三部 現代の〈没意味化〉状況と理解社会学の〈覚醒予言〉性
 一〇 マックス・ウェーバーにおける〈没意味化〉の概念――近代主義批判の一視点
 一一 〈没意味化〉問題とマックス・ウェーバーの立場――カルヴィニズム―キルケゴール―ウェーバー
 一二 マックス・ウェーバーの宗教社会学とその〈覚醒予言〉性

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